日産 スカイライン
日産は、「スカイライン」に高出力・低燃費・軽量なターボチャージャー付ガソリンエンジンを搭載した「スカイライン 200GT-t(次世代ターボ車)」を追加し、6月5日より全国一斉に発売すると発表した。価格は3,834,000円〜4,568,400円(税込)。

この新しいエンジンの追加により、「スカイライン」の上質なドライビングプレジャーを提供するパワートレインは、既に販売しているハイブリッドに加え2種類となった。

「スカイライン 200GT-t」は、ハイブリッド車で好評を博しているデザインや「全方位世界最高峰の安全性能」はそのままに、力強く、低燃費で軽量な「次世代ターボチャージャー付ガソリンエンジン」の走りを実現する。

「スカイライン 200GT-t(次世代ターボ車)」の特長は以下の通り。

○優れた動力性能との環境性能の両立
今回搭載したターボチャージャー付ガソリンエンジンは、排気量をダウンサイズし燃費性能の向上を図りながら、クラストップレベルの動力性能(最高出力155kW (211PS))を実現。排気量を抑えながら、ノンターボ2.5Lエンジンに匹敵する力強さと加速性能を発揮している。信号待ちからの発進、ワインディングでのコーナーからの立ち上がり、高速道路の合流時には、すぐれた加速性能を体感できる。また、エンジンと併せて開発したオートマチックトランスミッションは、各速度のギヤ比を近づけることでよりスムーズで高効率な変速を実現。アクセルを踏み込んだ際に素早くダウンシフトする優れた変速レスポンスにより、伸びやかで途切れのない加速が得られる。

また、「アイドリングストップ」、「直噴ガソリン機構」、「可変バルブタイミング」、「電動油圧パワーステアリング」、「充電制御」などの採用によりJC08モード燃費13.6km/Lの低燃費を実現。前型スカイライン(250GT, 250GT TypeS)と比べて燃費は約20%向上している。「スカイライン 次世代ターボ車」は、全車「平成27年度燃費基準」を達成し、減税措置が適用される。

さらに全グレードで、平成17年排出ガス規制値に対し、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)の排出量を75%低減し、国土交通省より「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」に認定された。

○爽快で安定した走りを生み出す電動油圧パワーステアリング
今回採用した電動油圧パワーステアリング(車速感応式)は、電子制御によりモーターの回転速度を変え、油圧ポンプを調整して操舵力を変化させる。舵角や舵角速度を制御し、低速域ではマイルドに、高速域ではよりスムーズでリニアなハンドリングを実現。さらにハイブリッド車と同様の新開発リヤサスペンションを採用することで、前型スカイラインに比べて操縦安定性も高めている。また、電動ポンプ化によるエンジン負荷低減は、燃費向上にも貢献している。

なお、ハイブリッド車で好評の「ダイレクト アダプティブ ステアリング」は、今秋にメーカーオプションで採用する予定となっている。

○自分だけの走りを楽しめる先進装備「ドライブモードセレクター
ハイブリッド車と同様に、「スカイライン 200GT-t」にもドライブモードセレクターを採用。カスタマイズ設定やメニューを多数ご用意し、PERSONALモードは12通り(ハイブリッドは96通り)から選択できる。お好みに合わせて設定することで、自分用にカスタマイズした走りを楽しめる。

○使い勝手を向上させた大容量トランク
「スカイライン 200GT-t」では、室内のゆとりをそのままに、トランクの使い易さを向上。実容量500Lと、クラストップレベルの大容量を実現しており、9インチのゴルフバッグは4本、特Aのスーツケースは2つ収納することが可能。また、リヤセンターアームレストスルー機構を全車で標準採用すると共に、メーカーオプションでリヤ可倒式シートを設定したことで、長尺物の積載も可能となった。

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カテゴリー: F1 / 日産