ジャック・ミラー MotoGP 初優勝
ジャック・ミラーが、最高峰クラス初優勝について語った。

エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSのジャック・ミラーは、MotoGP 第8戦TTアッセンの決勝レースで、18番グリッドから赤旗提示前に8番手まで浮上。3列目からスタートしたレース2では、1ラップ目に4番手、3ラップ目に2番手、4ラップ目にはトップに飛び出し、最後まで高い集中力を維持。

最高峰クラスに参戦したオーストラリア人としては、2012年10月の第17戦オーストラリアGPで優勝したケーシー・ストーナー以来となる12人目の優勝者に輝き、所属チームの最高峰クラスでの初優勝もたらし、同時にサテライトチームのライダーとしては、2006年10月の第16戦ポルトガルGPで優勝したトニー・エリアス以来となる快挙を達成した。

「こんなことは普段は言わないけど、何を言っていいのか分からない。信じられないほどの感動を覚え、初優勝の印象を表現することが難しい。すごく快適だった。最初のレースに自信があったけど、危険度が高まったから赤旗が振られた。レース2のトラックは、非常に滑りやすかったけど、直ぐに快適さを感じた。他のライダーたちがミスを犯したところを見たけど、僕はリスクを冒さずに、コンスタントに走り続けるために集中した。マルクを抜いた後、頭の中で初優勝という考えをブロックしたから、スッキリした精神状態を維持することができた。」

「最後のシケインを立ち上がって、チェッカーフラッグを見たとき、最高の気分だった。僕の家族と僕は、この日のために大きな犠牲を払ってきた。信じられない気分だ。チームに感謝しきれない。最高の手段で僕を支援してくれ、僕を信頼してくれた。このレベルで僕ができることを証明する機会を与えてくれたホンダとホンダの首脳陣に感謝しないと。最高だ!」と、表彰台で感動の涙を流した後にレースを振り返った。

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カテゴリー: F1 / MotoGP