小林可夢偉
小林可夢偉は、スーパーフォーミュラ第4戦ツインリンクもてぎの決勝レースを17位完走扱いで終えた。

小林可夢偉は、3番グリッドからの好スタートで、ポール発進だった38号車の背後につけて1〜2コーナーへ。ここでアウトから回り込んできた1号車に先行を許すが、スタート位置の3位を守ったかたちで1周目を終える。

後方4番手には19号車。この19号車が11周目という早い段階で給油&タイヤ4輪交換をする戦略を採ったため、小林可夢偉は19号車と離れた位置で表彰台争いを展開することに。19号車との差は35〜37秒で推移し続ける。35秒前後あれば、小林可夢偉がピットインして給油&タイヤ4輪交換をしても前に出られる計算、仮に19号車に先行された場合も、タイヤがフレッシュな分、抜き返せる。

そして小林可夢偉は32周目にピットへ。ところが右リヤタイヤの交換に手間取りが生じ、20秒以上のロスを被ってしまった。

終盤は入賞圏外の11位を走ることとなった小林可夢偉だが、それでも前を走る10位の11号車を追い続ける。しかし最終周、9位の41号車も交えた3台で並ぶ状況となった際に交錯してストップ、1周遅れの完走扱いで17位という結果になった。

小林可夢偉
「燃料タンクが重い状態でここを走るのは決勝日の朝が初めて、というような状況のなかでも3位争いができていたわけで、なんとかうまくやれているのかな、と思える部分はあります。僕たちのマシンもいいレベルには来ているんだと思いますし、ラップタイム的にあとコンマ1〜2秒速いマシンに仕上げられればトップ争いができる、と感じられるところもあります。今後もオートポリス、スポーツランドSUGOと、自分にとっては走行経験値の少ないコースでの戦いが続きますけど、しっかりマシンを仕上げられれば結果は出る、そう信じてポジティブに、自信をもって戦っていきたいと思います」

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / スーパーフォーミュラ