マノー
フォース・インディアとマノーは、2017年の分配金の前払いをバーニー・エクレストンに要請したと Autosport が報じている。

この2チームは、昨年、ザウバーとともに同じような要請をして、受け入れられている。

バーニー・エクレストンがそれを促進するには、各要請に対して他チームの満場一致が必要となる。

F1チームは、歴史的なステータスと前シーズンのコンストラクターズ選手権の順位に基づいて、毎月FOMから支払を受けている。

それらは2月から11月まで支払われ、重要な生産が行われる12月と1月は、潜在的な現金不足のために取っておかれる。

2017年はレギュレーションが大幅に改定されることで、今年の冬は、F1チームは完全に新しいマシンを造ることが要求されるため、財政状態への圧迫は高くなっている。

フォース・インディアの要請は予算とは無関係だと考えられており、むしろ今後2ヵ月のキャッシュフローを和らげるためのものと考えられている。

今年、フォース・インディアは、最終戦を前にウィリアムズに27ポイント差をつけており、チーム史上最高位となるコンストラクターズ選手権4位でシーズンを終えることが確実とされている。1つ順位を上げることで、分配金がフォース・インディアはさらに300万ドル増加する。

マノーは、F1ブラジルGPでフェリペ・ナッセが9位フィニシュしてザウバーがコンストラクターズ選手権10位に浮上したことで、このままで終わった場合は2016年のカラム2の支払いを失うことになる。

マノーは「そうだ。他チームと同様に、我々は2017年のチームの賞金の一部の前払いを要請した」と声明で述べた。

「ご存じのとおり、過去にもクルマ造りの期間にチームを助けるためにこのような要請は先例がある」

「我々も2016年の前払いを与えられたいくつかのチームのひとつだった」

関連:2015年 F1チームの分配金の詳細

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カテゴリー: F1 / フォース・インディア / マノー