ブロウン・ディフューザー論争
フェラーリとザウバーは、オフスロットル時のブロウン・ディフューザー禁止を撤廃することに合意。規制を巡る論争は終焉を迎えた。

規制の変更には全チームの満場一致の合意が必要だったが、日曜日の午前中に行われた会議で、フェラーリとザウバーはエンジン・マッピングの設定をバレンシアの状態に戻すというFIAの提案に反対していた。

全12チームが正式に合意したため、次戦F1ドイツGPからはオフスロットル時のブロウン・ディフューザーの使用がFIAによって形式的に承認されるとみられている。

F1ヨーロッパGP同様、予選とレースでエンジン・マッピングの設定を変更することは禁止される。

フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは「このようなことは全員にとって良いことではない。線を引く必要があるし、前を向かなければならない。そうでなければ、我々はどこに向かっていく? プロセスには合意できないが、スポーツの利益のために行動しなければならない」と述べた。

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟) / スクーデリア・フェラーリ / ザウバーF1チーム