ユーロフォーミュラ・オープン
ヨーロッパF3オープンは、名称を“ユーロフォーミュラ・オープン”に変更した。

この改名は、新しい規約に沿っていないシリーズは“F3”を名乗ってはならないというFIAの警告を受けてのもの。

2011年にスペインF3選手権として開始し、トヨタのエンジンを使用していたF3オープンのプロモーターであるGTスポーツは、14日(金)に今後は“ユーロフォーミュラ・オープン(Euroformula Open)”という名称となることを発表した。

GTスポーツのイエス・パレハ代表は「F3という名称を維持するためには、チームにとって厳しい予算が含まれる新しいFIA F3規約に適応することが必要だ」とコメント。

「特に現在の経済状況においては賢いことではないというのが我々の見解だ。我々は可能な限り最も手頃なコストでハイパフォーマンスなフォーミュラを提供することが進むべき正しい道だと思っている」

「さらに2014年のエンジンアップグレードによって、ユーロフォーミュラ・オープンは、F3シャシーを使っている他のシリーズとも非常に類似したパフォーマンスレベルがある」

「我々にとって重要な点は、パフォーマンスパッケージを将来さらに改善し、費用対効果を改善する自由を保持することだ」

「名称変更は、最近FIAによって復帰したヨーロッパF3選手権との混同も避けることになる。重要なのは、なんと呼ばれるかよりも我々のシリーズのエッセンスだと考えている」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)