DTM
DTM(ドイツツーリングカー選手権)は、今年からオーバーテイクを増加させ、レースに様々な戦略をもたらすために、F1スタイルのDRSとオプションタイヤを導入することを発表した。

ドライバーは、先行マシンの2秒以内にいるときにDRSを使用することができる。各ドライバーは1周につき1度だけDRSを使うことができるが、F1とは異なりサーキットのどの部分でもDRSを起動させることができる。一度使用すると次のラップを始めるまで使用することはできない。

DRSを起動させるとリアウイングのプレートが15度平らになり、ドライバーがブレーキをかけ始めるとウイングは通常の位置に戻る。

DTMの新しい規約の導入で主催者であるITRに協力したドイツのモーターレーシング統括団体DMSBの総書記クリスチャン・シャクトは「DTMは非常に革新的であり、その結果として我々は多くのことを行った」と述べた。

「DRSとオプションタイヤはテストにおいてどちらもうまく機能していることが証明された。安全性は我々にとって非常に重要だ。そのため、最適なトラクションを確実にするためにDRSにはウイングが素早く元に戻ることを含めた技術的な特徴がある」

また、スティントの最初の5周でラップタイムを1秒改善させるためにハンコックのオプションタイヤの採用するとともに、2013年はピットウインドウのサイズが増加される。

今後、タイヤ交換は、レースの最初と最後の3ラップでのみ禁止される。

また以前は、予選Q3でタイムを記録したタイヤで予選Q4を走ることが強制されていたが、今年からQ4で新品タイヤの装着が可能になる。加えて、チームは予選直後にレースをスタートするタイヤを申請しなければならなくなった。

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カテゴリー: F1 / DTM(ドイツツーリングカー選手権)