角田裕毅 マックス・フェルスタッペンとの交流秘話「ジン・トニックで撃沈」

それでも、両者の関係はコース外で深まっている。ふたりは性格もライフスタイルも異なるが、互いに良好な関係を築いており、チーム内の雰囲気も明るいままだ。
オランダ人がシンプルな性格であるのに対し、角田裕毅は細部にまでこだわるタイプだ。象徴的なのがファッションだろう。フェルスタッペンはTシャツにジーンズで十分だと考えるが、角田裕毅は自身のブランドの服を好んで着るファッション愛好家だ。
角田裕毅は外見を大切にする一方で、フェルスタッペンの選択も理解している。「マックスが僕の服を着ている姿なんて想像できないよ。彼はもっとイタリアっぽいスタイルで、高級ブランドを好んでいる。たまに僕がいいと思うものを身につけていることもある。彼は僕よりも身体が大きくて脚が長いから、よりタイトな服が似合うんだ」と角田裕毅はオランダ紙『De Limburger』に語った。
ファッション面でのアドバイスが必要なら、角田裕毅はいつでも手を貸すつもりだ。「もしマックスが服のアドバイスを欲しがるなら、僕は喜んで意見を言うよ。でも正直言って、彼は全然気にしないと思うけどね、ハハ」と冗談交じりに話した。
その一方で、フェルスタッペンが角田裕毅に“教えた”ものもある。それがジン・トニックだ。「マックスが僕にジン・トニックを教えてくれたんだ。でもあれは本当に酔うね!1杯で酔っ払っちゃった。僕の小さい身体にはまだ準備ができてなかったんだと思う、ハハ。最終的に、僕はワインのほうが好きなんだ。あれは本当に大好きだよ!」
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