角田裕毅 レッドブル移籍が正式発表!F1日本GPからリアム・ローソンと交代

レッドブルは、オラクル・レッドブル・レーシングとビザ・キャッシュアプリ・レーシングブルズの両チームを通じて、F1グリッドに4つのシートを持つというユニークな立場にある。
リアム・ローソンにとって苦しい開幕シーズンとなったことを受け、チームは、角田裕毅が現役で4度のワールドチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンとコンビを組むというドライバーローテーションを実施するという決定を下した。
レッドブル・レーシングのチーム代表兼CEOのクリスチャン・ホーナーは「最初の2レースでリアムがRB21に苦戦しているのを見るのは辛かった」と語った。
「その結果、我々は早期の交代を決断した。我々は2つの野望を持って2025年シーズンに臨んだ。それは、ドライバーズ・チャンピオンシップを維持し、コンストラクターズ・タイトルを奪還することだ」
「これは純粋にスポーツ的な決断である。RB21にはまだやるべきことがたくさんあるが、裕毅の経験は現行マシンの開発に大いに役立つだろう。我々は彼をチームに歓迎し、彼がRB21のステアリングを握るのを楽しみにしている」
「我々はリアムを守り、育成する義務がある。そして、このような困難なスタートを切った後、リアムがF1キャリアを継続し、ビザ・キュッシュアップ・レーシングブルズというよく知る環境とチームで経験を積むためには、迅速に行動することが理にかなっていると考えている

ホンダ・レーシングの代表取締役社長 渡辺康治は「Hondaの育成プログラム出身で、F1ドライバーとして5年目を迎え大きく成長した角田裕毅選手が、強豪チームであるRed Bull RacingからF1に参戦することをうれしく思います。彼のこれからの活躍に大いに期待しています」と語った。

ローラン・メキース(ビザ・キャッシュ・アプリ・レーシング・ブルズのチーム代表)は「裕毅がオラクル・レッドブル・レーシングへの移籍を決めたことを、私たちは非常に誇らしく思っている」とコメント。
「彼の昨年の成長、そして2025年のスタート直後からの成長は、まさに目覚ましいものだった。個人的にも、そしてチーム全体としても、ファエンツァとミルトンキーンズの全員がその進歩を目撃できたことは非常に光栄なことだった」
「裕毅のエネルギーとポジティブな姿勢は、ファクトリーとガレージの隅々まで明るく照らしてくれた。 彼はいつまでもレーシングブルズ!
「我々は、彼がORBRで相応しい成功を収めることを願っている。VCARBのスタッフ一同は、リアムがマシンで輝けるよう、そして彼が持つ才能を最大限に発揮できるよう、最高の環境を用意して一緒に頑張っていきたいと思っている。 リアムは昨年、チームにすっかり溶け込んでいた。 アイザックがすでに素晴らしいスタートを切ってくれているので、若いながらも強力なラインナップが揃ったと言えるだろう」
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