角田裕毅 レッドブルF1での冷遇に「奇妙なドライバー選択」とマクラーレン

2025年、角田裕毅はレッドブルのサテライトチームで5回目のシーズンを迎えるが、またしても念願の親チームへのステップアップのチャンスを逃した。
セルジオ・ペレスがチームを離脱したことで、マックス・フェルスタッペンのチームメイトのポジションに空きができたが、リアム・ローソンが当時のレーシングブルズのチームメイトを差し置いて昇格した。
レーシングブルズのボスであるローラン・メキースは、開幕戦でトップ5に入った角田裕毅のポジティブな反応を称賛していた。
つまり、リアムローソンのミスだらけの走りが原因でQ1敗退となったため、角田裕毅はレッドブルが支援するドライバーの中でフェルスタッペンに次ぐ2番目に順位が高かったことになる。
ザク・ブラウンは、マクラーレンがライバルチームを狙うチャンスを逃さず、経験豊富な角田裕毅よりもローソン・ローソンを指名したレッドブルの判断を「奇妙」と評した。
「とてもエキサイティングな年になるだろう」と、ブラウンは予選後にスカイスポーツに語った。
「裕毅は素晴らしい仕事をした。彼のパフォーマンスを見れば、レッドブルにふさわしいドライバーだろう。しかし、彼らは奇妙なドライバー選択をしているようだ」と語った。

レッドブルのボスを感心させた角田裕毅
角田裕毅は、その有望なスタートポジションを大量ポイント獲得に変えるコース上にいた。42周目にトラックが乾き始めたところで、シャルル・ルクレールのフェラーリをオーバーテイクしたのだ。
しかし、終盤に雨が降ったことで、角田裕毅のレースは台無しとなった。レーシングブルズがインターミディエイトへの交換タイミングを遅らせたため、彼は12位まで順位を下げた。
しかし、ポイントを獲得できずにアルバート・パークを後にしたものの、角田裕毅の走りはレッドブルのボスであるクリスチャン・ホーナーにコメントを求められるほど、注目を集めた。
「今日も裕毅は素晴らしいレースをしたと思う」とホーナーはメディアに語った。
「スリックタイヤからインターミディエイトタイヤへの交換の判断については、私は詳しく見ていなかった。おそらくタイミングを逃したのではないかと思う」
「ふと見上げると、彼はシャルル・ルクレールを追い越し、素晴らしい走りをしていた」
「彼らは今週末、マシンバランスが良かった。来週の中国でもこの調子が続くことを期待しているだろう」
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