角田裕毅、ランス・ストロールとの接触に2点のペナルティポイント  / F1ブラジルGP 決勝
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1ブラジルGPのレース序盤のランス・ストロール(アストンマーティン)との接触事故に2点のペナルティポイントを科された。

インシデントはレースの4周目に発生。唯一ソフトタイヤでスタートした角田裕毅は、最初の複合コーナーで13位のランス・ストロールを追い抜こうとして接触。その結果、角田裕毅のフロントウィングが壊れ、ランス・ストロールの左側のフロアが損傷した。

レーススチュワード(ティム・メイヤー、マッテオ・ペリニ、ヴィタントニオ・リウッツィ、ロベルト・モレノ)は、レース後に発表された声明(文書番号45)で、次のように述べてた。

「スチュワードはビデオの証拠を検討し、(角田が)18号車(ストロール)と衝突したと判断した」

「22号車はフロントストレートに沿って18号車のスリップストリームに入り、ターン1のインサイドでかなり速かった。しかし、彼はブレーキをかけるのが遅すぎ、この楽観的な操作で18号車と衝突した。スチュワードは完全に彼の過失であるとした」

接触後、ダメージを受けたフロントウイングを交換するためのピットストップの後、角田裕毅はレース中に10秒のペナルティを与えられた。角田裕毅はポイント圏外の15位でフィニッシュし、レース優勝者のルイス・ハミルトンに1周遅れ、アルファタウリのチームメイトであるピエール・ガスリーに1分遅れてフィニッシュした。

これにより、角田裕毅はスーパーライセンスのペナルティポイントは6点になった。12か月で12ポイントを獲得した場合、ドライバーは1レース禁止処分となる。角田裕毅は2022年4月18日までペナルティポイントが失効することはない。

ボディワークの破片はレースの後半にランス・ストロールのアストンマーティンから外れ、デブリを取り除くためにバーチャルセーフティカーが必要となった。ストロールは、マシンに負ったダメージから47周後にリタイアした。



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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / F1ブラジルGP / スクーデリア・アルファタウリ