F1 ウィリアムズ FW42
ウィリアムズF1チームは、2019年F1マシン『FW42』のスタジオショットを公開した。

ウィリアムズF1チームは2月11日(月)、グロープのチーム本拠地で新車『FW42』の発表会を開催。新たに「ROKiT(ロキット)」とタイトルスポンサー契約を結び、2019年のF1世界選手権に『ROKiT Williams Racing(ロキット・ウィリアムズ・レーシング』として参戦することを発表。FW42に採用する鮮やかな水色のカラーリングを披露した。

しかし、新車発表会で披露したマシンは、昨年F1マシン『FW41』に2019年仕様のフロントウイングをつけたショーカーであり、この度、改めて新車『FW42』を正式公開した。

新しいカラーリングについてウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「このカラーリングを採用した背景にはちょっとしたストーリーがあります。マルティーニが我々との関係を終わらせることは前もって把握していましたし、それは我々がウィリアムズをどのように前進させていきたいかをじっくりと考える絶好の機会になりました。今年は我々にとって今後の数年間のためにも非常に重要であることは確かです」とコメント。

「ウィリアムズの伝統カラーはネイビーとホワイトだということは多くの人に知られていますが、私はそこから離れ、世間に我々は“フレッシュでアクティブなブランド”だということを示したかったのです」

「しかし、我々の伝統的なネイビーとホワイトを続けてそこに戻るだけではそういったストーリーを語ることはできません。F1マシンとは究極的には世界に向けたショーウインドウであり、私は偉大な物語を示す鮮やかなカラーリングにしたいと思っていました。それが実現できたと感じています」

ウィリアムズは、新車開発の遅れにより、2月16日(土)にフィルミングデーを利用して予定していたFW42のシェイクダウンをキャンセルすることを発表した。

「誰もが予想できるように、我々は冬の間に非常に積極的なエンジニアリングプログラムを進めてきました」とクレア・ウィリアムズはコメント。

「そのため、2月18日のテスト初日にむけてバルセロナに向かう前にチームがファクトリーでの時間を最大化できるよに今週のフィルミングデーにクルマを走らせないことを決定しました」

クレア・ウィリアムズは、上位争いできるまでどのくらい時間がかかるのかについてはタイフフレームは設定していない語る。

「そのようなことを設定するのは危険です。ウィリアムズではそのようなことはしたことがありません」とクレア・ウィリアムズはコメント。

「我々が新車を発表する際、目標はX、Y、Zなどは言いません。他の人たちがどうしているのかはわかりません。当然、我々の目標は進歩を遂げることですし、そうでなければなりません。短期的には再び4位をターゲットにしなければなりません。そして、表彰台を獲得するために仕事をしていかなければなりません」

ウィリアムズ FW42Willliams FW42

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング