F1 ウィリアムズ
ウィリアムズの2019年の残りのF1シートの候補者は4名に絞り込まれたようだ。

ランス・ストロールのフォースインディア移籍が規定路線だと考えられるなか、ウィリアムズは10月12日(金)に2019年のストロールの後任としてルーキーのジョージ・ラッセルと複数年契約を結んだことを発表した。

だが、ジョージ・ラッセル起用のプレスリリースでは、彼のチームメイトが誰になるかはまったく触れられていなかった。

ウィリアムズは、ストロール親子の離脱だけでなく、タイトルスポンサーを務めていたマルティーニを今シーズン末で失うことになり、財政的に苦労している。

最も可能性が高い候補と考えられているのが、現在ドライバーを務め、ロシアのSMP銀行から多額の資金をもたらしているセルゲイ・シロトキンだ。

もう一人の候補として挙げられているのが、今年ウィリアムズのリザーブドライバーを務めているロバート・クビサ。噂では来季のシート獲得のために1000万ドル(約11億円)の持参金を集めたとされている。

ロシア出身のアルテム・マルケロフも候補者として残っているが、父親でロシア鉄道最大の請負業者であるLengiprotransの共同設立者であるバレリー・マルケロフが収賄容疑で逮捕され、暗雲が立ち込めている。

そして、最後の候補者として残っているのがエステバン・オコンだ。ジョージ・ラッセルと同じメルセデスのジュニアドライバーであるオコンだが、ウィリアムズの副チーム代表クレア・ウィリアムズは、2人のメルセデスジュニアを起用することも検討していることを認めている。

「候補リストは短いです。もちろん、エステバンも含まれています。彼を検討しないなどクレイジーなことだと思います」とクレア・ウィリアムズは語っている。

しかし、最終的にはウィリアムズは最も多くの資金をもたらすドライバーを選択することになると考えられている。

元ウィリアムズのF1ドライバーであるフェリペ・マッサは、ウィリアムズがジョージ・ラッセルを起用するのは“素晴らしい決断”だと語る。

「あとはエステバン・オコンとサインするだけでね」とフェリペ・マッサはコメント。「でも、僕はそれは実現しないと思う」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング