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ウィリアムズは、2018年のランス・ストロールのチームメイトの発表を来年1月まで延期することを発表した。

フェリペ・マッサが今シーズン限りで引退したことで、2018年にウィリアムズの2つ目のシートは空席となっている。今週、ロシアのメディアは15日(金)にウィリアムズがドライバーを発表すると報じていた。

これまでロバート・クビサ、セルゲイ・シロトキン、ダニール・クビアト、ポール・ディ・レスタ、パスカル・ウェーレインが2018年のウィリアムズのドライバー候補に挙げられてきた。

最近まではロバート・クビサがF1復帰を果たすのは確実だとされてきたが、ウィリアムズはアブダビテストでロバート・クビサとセルゲイ・シロトキンの二人を起用。データ的にはセルゲイ・シロトキンの方が優れていたと報じられている。

ウィリアムズは、ドライバーの選定プロセスでは純粋なパフォーマンスを重視すると主張しており、アブダビテストの結果により、ロバート・クビサは構想から外れたことを伝えられたとされている。

パフォーマンスに加え、セルゲイ・シロキトンは1500万ドル(約17億円)のロシアマネーをウィリアムズに持ち込むとされており、現在は契約の詳細を残すのみだと理解されている。

また、同じロシア出身のダニール・クビアトがバックアップオプションとして控えているという。現時点では、ロシア出身のセルゲイ・シロトキンが最有力候補に挙げられている。

だが、構想外とされているロバート・クビサもまだシート獲得を諦めておらず、父親のアルトゥール・クビサはシート獲得のために“対策”を講じていると語っており、木曜日にロバート・クビサがグローブにあるウィリアムズのファクトリーを訪問していたとも報じられている。

しかし、現時点でロバート・クビサが持ち込める資金は800万ドル(約10億5000万円)だとされ、元ウィリアムズのドライバーであるフェリペ・マッサは、財政面がドライバー選択の決定的な要素になると語っている。

ウィリアムズは、ドライバー決定を急いではいないと繰り返しており、当初はクリスマス前に発表したいと述べていたが、 チームは1月まで延期することを決定した。現段階では、発表が遅れている理由については何も明らかにはされていない。

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング