マーク・ウェバー
マーク・ウェバーは、イギリスGPでのフロントウイング騒動について、思ったことを口にし過ぎたと認めている。

マーク・ウェバーは、イギリスGPのレースで、チームが彼のクルマから新しいウイングを取り外してチームメイトのセバスチャン・ベッテルに与えたことに激怒。

レースに優勝したウェバーは無線で「ナンバー2にしては悪くなかった」と語り、レース後には、そのような扱いを受けることをわかっていたら、レッドブルと契約を更新しなかったと述べていた。

今週、ウェバー、ベッテル、チーム代表クリスチャン・ホーナーの間でわだかまりを解くための話し合いが行われ、騒動はとりあえず収まった。

「少し世間に対して告白しすぎたね」とマーク・ウェバーは Daily Mail にコメント。

「そうしない方が良かった。でも、そうした。僕は自分の気持ちをありのままに表現するし、自分自身やみんなに正直でいようとしている」

ウェバー、当初は予選前に彼が使っていたウイングをベッテルに与えられたことに腹を立てていたが、物事は平等になると主張する。

「えこひいきを望んでいるわけではない。平等に扱って欲しいだけだ。向かい風がないようにしなければならない。難しい状況にいる余裕はない。土曜日は起こったことに興奮していた。コンポーネントがひとつしかないというのは初めてだったので、稀な状況だった。トリッキーな決定だった。それにはかなり失望したよ」

「でも、今後は反対になる。みんな、信じるのは難しいだろうけどね。彼は僕よりもチャンピオンシップで高い位置にいたので与えられた。今は、僕の方が上にいるので、その論理に従うことになる」

マーク・ウェバーは、ベッテルとタイトルを争うことになれば、さらなる衝突が生まれる可能性があると認める。

「今後数カ月、僕たちが上位を争っているようなら、僕たちの間により緊張関係がうまれる可能性はある」

「セブは週末何も悪いことはしなかった。レース後、僕と握手した。モータースポーツの最初のルールは、チームメイトとの接触を避けることだ。レース後、僕は20分かけてセブのメカニックと話をした」

「ガレージの両側のチームがうまくいっていないという話は完全なデタラメだ。人生において敵を作る必要はない。僕は単にフェアな扱いを求めているだけだ」

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カテゴリー: F1 / マーク・ウェバー / レッドブル・レーシング