マックス・フェルスタッペン 「ハンドブレーキをかけて走っていたような感じ」 F1オーストラリアGP決勝
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2024年F1第3戦オーストラリアGPの決勝をリタイアで終えた。

ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンは、オープニングラップでリードを維持したが、2周目にカルロス・サインツJr.(フェラーリ)に抜かれて2番手に後退。すると4周目に右リアタイヤから白煙を上げてスローダウン。ピットに戻る途中でブレーキが破裂し、そのままリタイアとなった。

これで、昨年の日本GPから続いていた連勝記録は9でストップ。ポールポジションからのスタートでの無敗記録は18でストップ。また、2022年オーストラリアGP以来続いていた連続完走記録も43で途絶えた。

「今日は残念だったけど、データを見るとスタート直後に右のリアブレーキがスタックし、ロックしてした」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「ハンドブレーキをかけて走っているような感じで、温度が上昇し続け引火してスモークが上がるのが見えた。走りに違和感のあるコーナーもあって、とても混乱した」

「第3コーナーでのブレーキングの際、リアアクスルに違和感があり、第6と第7コーナーではリアのグリップがなかった。チームが調査してくれるので原因は分かると思うけど、とにかくコントロールできなかった」

「グリッドまではマシンが好調だっただけに残念だけど、こういう事態はどうしようもない。ウイークエンドを通してマシンは改善していたし、優勝の見込みもあっただけに完走できなかったのは残念だ」

「こういう日もあるけど、ここまでのすばらしいパフォーマンスを誇りに思うことが大事だし、鈴鹿では復活を果たせると思う」

マックス・フェルスタッペン F1 オーストラリアGP

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