フェルスタッペンは「誰がレッドブルF1のチームメイトでも構わない」
レイモンド・バーミューレンは、マックスの父親であるヨス・フェルスタッペンと共同で、2年連続でワールドチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンのキャリアを管理している。
しかし、彼はオランダの『Formule 1』誌に対し、「マックスのために持っているエネルギーを他の誰かのためにかき集めることは決してできない」と語った。
実際、世界で最も人気と成功を収めているスポーツ選手の代理人を務めることは、フルタイムの仕事以上のものだと彼は語る。
「取引をするのは楽しい」とバーミューレンは言い、マックス・フェルスタッペンというブランドの“国際化 ”はとてもうまくいっていると付け加えた。
「今、巨大なフライホイール（はずみ車）が回っている」
「もちろん、それがどこで終わるのかはわからないが、我々にはまだ世界が開かれていると思う、結局はマックスのトラックでのパフォーマンスがすべてだ」
「今、彼は“隣の家の少年”のようなイメージを持っているが、ヘルメットをかぶったとたん、みんなを食べようとするライオンになる。それが人々にアピールしているんだと思う」
また、フェルスタッペンというブランドにとって重要なのは忠誠心だとバーミューレンは主張し、2028年までの長期契約が切れる前にマックスがレッドブルを離れるのではないかという憶測をうつけしたいと考えている。
「この状況で、なぜ今マックスが移籍する必要があるのだろうか？」とバーミューレンは語った。「そんなことに興味はない」
「もちろん、これは小さな世界だ。誰もが、そしてすべてが互いに話し合っている。我々は2028年までの約束がある。そして見ての通り、マックスはプレッシャーなしにドライブしている」
バーミューレンは、レッドブル・レーシングが苦戦中のセルジオ・ペレスの代わりに別のチームメイトを起用することにしたとしても、25歳のフェルスタッペンは心配もしていないと語った。
「かかってこい」とバーミューレンは言った。「誰もが同じマテリアルを手に入れることができる。そして、誰もがマックスを打ち負かす自由がある」
バーミューレンは、フェルスタッペン現象を他の若くて才能のあるドライバーで繰り返すことには少しも興味がないと語る。
「ノー」とバーミューレンは語った。「これについては明確だ。私は今後もマックスのためだけに働き続けるつもりだ」
「他のことをする時間もない。そのためのエネルギーもない。マックスは友人であるのと同じように、私にとって家族のようなものだ。私は彼のことを生まれた時から知っている。彼との関係は全く異なる種類のものだ」
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