マックス・フェルスタッペン 「ホンダがレッドブルF1を離れるのは残念」
マックス・フェルスタッペンは、今週、ホンダが2026年以降にアストンマーティンと協力することが発表されたことを受け、レッドブルにとってホンダを失うことは「残念」だと認める。

レッドブルとホンダは、2021年にフェルスタッペンのドライバーズチャンピオンシップでメルセデスの支配に終止符を打ち、昨シーズンもそれに続いて両タイトルを獲得した。

現在、レッドブルとホンダのパートナーシップは今年も2つのチャンピオンシップをリードしており、ホンダがレッドブル・パワートレインズに技術サポートを提供するというパートナーシップは継続しているが、2年前のフルサプライヤーとしての撤退決定を受けて、レッドブルはホンダが正式にF1復帰を承認する前に、2026年からフォードと異なる計画を立てた。

「僕たちの側としては、もちろん、すべてがどのよう展開したかは少し残念だと思う」とフェルスタッペンは語った。

「なぜなら、数年前、彼らは『やめる』と言い、その後レッドブルは独自のエンジン部門を設立したけど、ある時点で彼らは『やっぱり続ける』と言った。残念ながら、すでにエンジン全体を自分たちで構築するプロセスに入ってしまうと、もう一緒に作業することはできない」

「ちょっと残念だという感じだね。僕たちは彼らと常にとても良い関係を築いてきたけど、彼らがアストンマーティンに行くのを見るのは少し残念だ。でも、僕たちとしても、2026年以降、フォードとともに何が起こるか非常に楽しみにしている」

「それが現実だ。数年前、僕たちは彼らが去ると思っていたけど、今では彼らは残り、アストンマーティンと一緒に行動を共にする。アストンマーティンにとって、それは本当に良いことだ。彼らは素晴らしいエンジンを持っているし、それは誰もが知っている。」

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング F1 ホンダF1モナコ市街地コースはレッドブルが得意とするトラックではないが、フェルスタッペンは状況を受け入れる準備ができている。

差し迫った懸念として、フェルスタッペンは、レッドブルの連勝がモナコで途絶えることを警戒している。高速かつロードラッグの強みがモナコのサーキットレイアウトに生かされていないからだ。

「少し難しくなるだろうし、もう少し拮抗すると思う。でも、僕たちにはまだ良いクルマがあるし、それを最大限に引き出そうとしているだけだ」とフェルスタッペンは語った。

「通常、ワンラップが僕たちのストロングポイントではないことは承知しているけど、それでも今年はかなりの数のポールポジションを獲得したので、まだ可能性は十分にある。でも、ここモナコでは常にかなりのサプライズが起こる可能性があるのは確かだ」

「それはクルマだけではなく、コースレイアウトのせいでもある。コーナーは非常にタイトでとても遅いので、通常のサーキットとは異なるクルマの動作やドライビング方法が必要になる場合がある。このようなコンディションでクルマが完璧に機能することもあれば、理想的とは言えないこともある」

「ほとんどのコースでは速いクルマを持っている方がいい。モナコでは理想的とは言えないけど、問題ありません。カレンダー上ではたったの1レースだ。僕たちは良い結果を出したいだけだ。もちろん勝ちたいけどが、そうでない場合はポイントを奪うだけだ」

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