「マックス・フェルスタッペンの真価が問われるシーズン」と元F1王者のジャック・ヴィルヌーヴ
元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、2021年のF1世界選手権はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが初めてタイトルを目指すことができるシーズンであり、プレッシャーにどのように対応できるかという点で真価が問われる1年になると考えている。

マックス・フェルスタッペンにプレッシャーという言葉は無縁のように思える。わずか17歳で史上最年少F1デビューを果たし、レッドブル・レーシングへの昇格初戦となったF1スペインGPで勝利を挙げるなど、神経の図太さは実証済みだ。

それ以来、10勝を挙げているマックス・フェルスタッペンは、常に将来のF1ワールドチャンピオンとして評価されてきたが、今シーズンはついに本格的にその名誉に挑戦できるF1マシンを手に入れたようだ。

F1バーレーンGPではルイス・ハミルトンがマックス・フェルスタッペンとの決闘を制して勝利を収めたが、すべてのプラクティスセッションでトップに立ち、ポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペンだった。

しかし、タイトルを狙えるF1マシンを手に入れた今、マックス・フェルスタッペンには初めて本当のプレッシャーがかかることになると語る。

「プレシャーはマックス・フェルスタッペンにかかっている」とジャック・ヴィヌーヴは Journal de Montreal に語った。

「誰もが将来の世界チャンピオンとして彼を見てきたが、それを証明するできるかは彼次第だ」

過去7年間はメルセデスF1がすべてのタイトルを獲得しており、F1ファンは“ストップ・メルセデス”“ストップ・ハミルトン”をマックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダに期待している。

その中でF1は土曜日にスプリント予選という新しいフォーマットを計画している。選択した3つのグランプリで土曜日に100kmのスプリントレースが行われ、上位に3名にポイントを付与するというアイデアは、タイトル争いに新たなスパイスを加えることになるかもしれない。

ジャック・ヴィルヌーブは少なくともこのコンセプトを試すのは良い考えだと信じている。

「最初の反応はこのアプローチを批判することだったが、F1は革新しなければならないと考えるようになった」とジャック・ヴィルヌーヴは語った。

「金曜日(通常、土曜日に予選が行われるとき)はファンにとってとても退屈だ。検討する価値のあるフォーマットだと思う」

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