マックス・フェルスタッペン 「最終ラップかのように攻めているヤツがいた」 / レッドブル・ホンダ F1サクヒールGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースをクラッシュによって0周リタイアで終えた。

3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、ミディアムタイヤを履いたメルセデス勢に対して、ソフトタイヤでいいスタートを切れるアドバンテージがあった。フェルスタッペンは好スタートを決めたものの、ターン1で行き場をなくして3番手にとどまる。

マックス・フェルスタッペンは、ターン4へ向かうまでにセルジオ・ペレス(レーシングポイント)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)に追いつかれ、接触を避けるために早めにブレーキング。しかし、イン側にいたシャルル・ルクレールはペースを緩めずにペレスにヒットし、回避行動をとったフェルスタッペンはアウト側にコースアウトすると、そのままウォールにヒットしてリタイアとなった。

「今日はいいスタートを切れたけど、周りを他のマシンに囲まれてしまった。トラブルを避けようとしたけど、周りのドライバーがとてもアグレッシブで、まるで最終ラップかのようにリスクを冒して攻めていた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「特に、シャルル(ルクレール)は4コーナーでイン側に迫って来て、路面が汚れているのにブレーキングをかなり遅らせた。彼が他のマシンを抜きたかったのは分かるけど、楽観的過ぎたと思う。シャルルのことは尊敬していますし、彼は素晴らしいドライバーだけど、少しやり過ぎたと思う」

「チェコ(セルジオ・ペレス)は、イン側で何が起きているのか分からなかったはずで、シャルルが彼にヒットして後ろ向きにスピンしてしまった。僕はマシンにダメージを受けないよう、アウト側に回避しようとしたけど、グラベルまで出てしまい、バリアにヒットしてしまった。今回は戦えるマシンだったし、好結果を出すチャンスだったので、こんなに早くリタイアするのはフラストレーションが溜まる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1バーレーンGP