マックス・フェルスタッペン、アルガルベでGT3マシンで肩慣らし / レッドブル・ホンダF1
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1が今年後半にポルトガルのアルファルヴェ・サーキットを訪れることになった場合、最近の経験から恩恵を受けることができる。フェルスタッペンは1月にアルファルヴェでGT3マシンで2日間のプライベートテストを実施している。

先週、ロス・ブラウンは、ポルティマオのトラックが、すでに発表されている序盤8戦に続いて、さらなるヨーロッパでの潜在的な開催地として候補に挙げられているサーキットのひとつであることを示している。

ポルトガルのメディアの報道によると、アルガルベ・サーキットが9月27日と10月4日に2つのレースを開催できることを示唆している。

マックス・フェルスタッペンは、1月にサーキットにいる写真をソーシャルメディアに投稿。先月、ソーシャルメディアでのライブ配信で同サーキットでドライブしたことを元レッドブル・ジュニアチームのメンバーであるアントニオ・フェルックス・ダ・コスタに話していた。


「天気は悪かった。2日間私はそこにいたけど、1日半、ウェットで運転していた」

「それでも素晴らしいトラックだったし、初めて行ったけど運転することのが本当に楽しいトラックだ」

マックス・フェルスタッペン以外のF1ドライバーもアルファルヴェ・サーキットでの経験はそれほど大き内。メルセデスF1のルイス・ハミルトンは2009年に同サーキットでのプレシーズンテストに参加した唯一のドライバーとなっている。

2008年にオープンした4.6kmのアルガルベ・サーキットは、2008年12月と2009年1月に3回のF1プレシーズンテストに使用され、フェラーリ、マクラーレン、ルノー、ウィリアムズ、トヨタ、トロロッソが参加した。現在、それらのテストに参加した現役ドライバーはルイス・ハミルトンしかいない。

だが、下位カテゴリーでは、セルジオ・ペレス(GP2)、ダニエル・リカルド(ルノー3.5 /ブリティッシュF3)、バルテリ・ボッタス(ブリティッシュF3)、また、2015年のFIA F3ではアレクサンダー・アルボン、シャルル・ルクレール、アントニオ・ジョビナッツィ、ジョージ・ラッセル、ランス・ストロールなどが参加している。

いくつかのF1チームは、来月のレース再開に先立ってF1マシンをテストする計画を発表している。メルセデスF1はすでにシルバーストンで2年落ちのF1マシンによる2日間のプライベートテストを実施しており、ルノーF1は6月16日・17日にレッドブル・リングで同様のテストを実施する。

また、レーシング・ポイントは6月17日にシルバーストン、アルファタウリ・ホンダF1は6月24日にイモラでフィルミングデーを利用して2020年F1マシンを走らせる。

だが、レッドブル・ホンダF1に関しては、7月に2レースを開催するレッドブル・リンクを所有しているものの、テストに関する選択肢はルールによって制限されている。

F1チームは2年以上前のF1マシンを使用してのみテストできる。しかし、レッドブルの2018年マシンはルノーのパワーユニットを使用しており、昨年のホンダエンジンへの切り替えに続いて、それらを入手することはできそうにない。

レッドブルには、現在使用可能なRB16で実行できる2日間割り当てられたフィルミングデーのまだ1日残されている。これらのテストは100km以内の走行に制限されている。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1