マックス・フェルスタッペンは80年代のF1マシンなら3~4回は死んでいた / ブルーノ・ジャコメリ談
レッドブル・ホンダのF1ドライバーであるマックス・フェルスタッペンは、そのアグレッシブなドライビングスタイルがトレードマークとなっているが、元マクラーレンのF1ドライバーであるは、F1の近代的な安全改革が実施する以前にはそれは不可能だったと考えている。

1977年~1983年、そして、1990年にF1に参戦したブルーノ・ジャコメリは、F1の時代の違いについてマックス・フェルスタッペンを例に挙げて語った。

「結果を見れば、(ミハエル)シューマッハは7回の世界選手権で優勝している。ファンジオは5回タイトルを獲得したが、ファンジオはさまざまなマシンでそれを獲得した。人々が死んでいた時代にね。何を言っているのかはわかるよね?」とブルーノ・ジャコメリはコメント。

「どういう意味で死ぬと言っているかわかるよね? もしマックス・フェルスタッペンが私が運転した80年代のマシンを運転してら、少なくとも3〜4回は死んでいただろう」

「今のF1カーは非常に安全なのでドライバーはもはやF1カーを恐れてはいない」

1994年のサンマリノGPにおけるローランド・ラッツェンバーガーとアイルトン・セナの死後、F1の安全基準は大幅に見直された。その年、ミハエル・シューマッハは最初のタイトルを獲得している。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1