F1
ヘルメットメーカーのシューベルトのCEOを務めるアルベルト・ダッロリオが、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとのF1でのヘルメット契約を勝ち取った経緯を語った。

レッドブルは、日本のヘルメットメーカーであるアライと強い繋がりがあり、デザイナーのエイドリアン・ニューウェイはアライのヘルメットの形状をベースにF1マシンを設計している。だが、マックス・フェルスタッペンは、2019年からシューベルトと契約を結んでいる。

2019年のF1世界選手権から、F1は新しいヘルメット規格「FIA 8860-2018」が義務化。承認にはドライバーの頭部保護をさらに改善するために広範囲な衝突安全テストが実施された。その影響を受けたドライバーの一人がマックス・フェルスタッペンだった。

それまでマックス・フェルスタッペンもアライ製のヘルムットを着用してきたが、アライは新規格への対応に遅れが生じ、2019年のプレシーズンテストまでにすべてのサイズのヘルメットの承認を受けることができなかった。フェルスタッペンは、唯一承認されたアライのヘルメットのサイズが小さすぎるため、走行時にかなり不快に感じていた。

シューベルトも承認が遅れ、ミディアムサイズの『SF3』しか承認されていなかったが、アルベルト・ダッロリオとスヴェン・クリーターは、2019年2月にSF3を持って冬季テストが行われているバルセロナを訪れた。

「スヴェンにいくつか予備のヘルメットを持っていかなければならなかったと伝えた。とにかく何かが起こると感じたていた」とアルベルト・ダッロリオは語った。

シューベルトの二人は、マックス・フェルスタッペンのチームと話し合いの場を設け、同社のSF3を熱心に進めた。

「1週間後にフェルスタッペンのマネージャーから電話があった。彼らは契約に同意するとね。走行とこの取引の規模の両方によって私は“ありがとう”としか言えなかった。1年間のストレスとワードワークに対する報酬だった」

「現在、我々が最高のドライバーの1人のために働いているという事実は、大きなモチベーションの源となっている。シューベルトの誰もが同じようにレースに情熱を傾け、勝ちたいと考えており、レースの世界の一員であると考えている。それはマックスのおかげだ」

「契約は、フェルスタッペンが毎年使用する15のヘルメットよりもさらに進んだものであり、マーチャンダイズもヘルメットメーカーとフェルスタッペンの協力において役割を果たしている」

「2019年のオーストラリアに向けて黄色いヘルメットのデザインが2月に完成した。その後、タイの姉妹会社がミニチュアを生産した。マックスがソーシャルメディアでヘルメットを提示したとき、レッドブル・リンクの店では1日で売り切れになった」

「次に何千ものコピーについて話をした。次のレベルのね。フェルスタッペンのマネジメントはすべてにオープンであり、ファンに素敵なお土産を購入する機会を提供したいと考えている。ヘルメットは本当に感じることができる。バイザー、カラー、ハンスのネジ。すべてがファンに『ワオ、これはリアルだ』という感動を与えなければならない」

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