マックス・フェルスタッペン「レッドブルのパフォーマンス変動は奇妙」
マックス・フェルスタッペンは、フェラーリと比較して最近のレースでのレッドブル・ホンダのパフォーマンスの変動は“非常に奇妙”に感じられたと語る。

F1シンガポールGPでメルセデスのルイス・ハミルトンともに優勝候補と目されていたマックス・フェルスタッペンは、フェラーリの2台に次ぐ3位でレースをフィニッシュした。

セバスチャン・ベッテルの勝利により、フェラーリは夏休み後に3連勝を達成。パワーセンシティフなスパとモンツァでメルセデスを僅差で上回った後、ハイダウンフォースサーキットのシンガポールでの勝利を皆を驚かせた。

シンガポールのフェラーリのパフォーマンスに驚いたかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「シーズン序盤やおそらくハンガリーを見ればそうだね」とコメント。

「でも、シンガポールの歴史を見れば、彼らは常に競争力があった。彼らのパワーがあれば、より速く走れるし、走りやすい

「でも、モンツァを振り返れば、彼らは全員の1秒前にいると期待されたけど、そうではなかった。展開をとても奇妙に思えるときがある」

「僕たちはモンツァで本当に苦労すると思っていたけど、シンガポールと同じように予選を戦うことができた。モンツァでうまくいって、シンガポールでうまくいかなかったのはちょっと奇妙だ」

マックス・フェルスタッペンは、先週末のシンガポールは、ホンダのF1エンジンでの3勝目を目指していたレッドブルにとっての“ウェイクアップコール”になったと表現している。

しかし、今では期待に応えられなかった理由をより機会しており、なぜが先週末の低調なパフォーマンスは“一回限り”であることを期待していると語る。

「僕たちは前の年とは異なる方向に進んだし、望んでいたことはうまくいかなかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「おそらくシミュレーターでの小さなことで、もっとうまくやれていたかもしれない」

「シミュレータは僕たちをかなり助けてくれていたと思うけど、うまくいかない週末になる可能性がある。残念ながら、シンガポールがそうだった。でも、来年にむけて改善できるかどうかを確認するためにすべてを調査している」

レッドブル・ホンダのF1ロシアGPの週末は、新品のスペック4ホンダエンジンを開封することを決断したことで5グリッド降格ペナルティが確定しており、すでに妥協を強いられている。

だが、それはレッドブルとトロロッソに日本でのホンダのホームレースで新しいエンジンを使用することを可能にするとともに、シーズン末までにこれ以上のエンジン交換を行わないための戦略的な決定となる。

マックス・フェルスタッペンは、5グリッド降格によってF1ロシアGPの結果が“大きく変わることはない”と考えており、やる価値はあると考えていると語る。

「昨年から僕たちは後方からスタートしたけど、ここではオーバーテイクは大きな問題ではないように思えた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「今年、ミッドフィールドチームはもう少し競争力があるかもしれなけど、問題はないと思う」

「上位勢に対しては少しタイムを失うかもしれないけど、現実的に言えば、いずれにしろ予選では4番手か5番手だったと思う」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1