F1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1バルセロナテスト最終日に29周しか走れなかったのは前日のピエール・ガスリーのクラッシュの影響があったためだと認めた。

前日、レッドブル・ホンダはピエール・ガスリーが午後にドライブングミスによって大クラッシュ。マシンは大きなダメージを負い、メカニックたちは最終日の走行にマシンを準備させるために懸命な作業を強いられることなった。

迎えた最終日。現地時間9時のセッション開始からほどなくしてマックス・フェルスタッペンはコースイン。しかし、テストという特性上、新しいパーツが足りず、バージボードやリアエンドなど旧仕様のパーツを組み合わせた急造マシンでセッションに挑むことになった。

前日に失った走行時間を媒介するかと思われたレッドブル・ホンダだったが、午前中に29周を終えた時点でガレージから出てこなくなる。

ギアボックスの問題が発生し、チームは時間内にクルマをコースに戻すために調査を続けたが、問題の特性上、解決に至らず、午後に走行できぬまま走行を終了することになった。

マックス・フェルスタッペンは、ギアボックスの問題で走行が制限されたのは、ピエール・ガスリーのクラッシュによってコンポーネントを交換したことに関連したためだと説明した。

「すでに破壊されたコンポーネントが2つあれば理想的ではない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「これはすべて昨日のことに関連している。とにかく残念だ」

「我々はパーツを少し制限されたけど、それでもチームが素晴らしい仕事をして、クルマを全部変えて、コースに出ていくことができた」

「このような残念なことが起こることもある」

マックス・フェルスタッペンは午前中にC3タイヤで1分17秒709を記録したのみでテストを終了。C5タイヤでの予選シミュレーションやロングランでのレースシミュレーションといったプログラムをこなすことができずにテストを終了することとなった

これにより、レッドブル・ホンダの本来の実力がわからぬまま開幕戦を迎えることになる。また2日間の後退で、レッドブル・ホンダのテストの周回数は10チーム中8位まで落ちた。

それでも、マックス・フェルスタッペンは、最終日のマイレージの欠如が“あまり影響を与えない”ことを願ってると語り、3月17日にオーストラリアGPでは「今シーズンの良いスタートを切れることを確信している」と語る。

「冬のテストでは常にもっとうまくやれる可能性があるけど、全般的に僕たちは非常に強力な冬季テストができた」

「僕たちはたくさんの周回数を走り込んだ。今日はベストな一日ではなかったかもしれないけれども、全般的に僕は常に100周以上を走っていと思う。それには満足できる」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1