F1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング
レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、父親であるヨス・フェルスタッペンの厳しい指導がF1ドライバーとしての強い自分を導いてくれたと語る。

マックス・フェルスタッペンは、F1界で間違いなく最も過酷と2人と考えられるヘルムート・マルコとヨス・フェルスタッペンに対処しなければならなかった。

元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンは、息子マックス・フェルスタッペンのカートとシングルシーターでのキャリアを指導。マックスのために最高レベルのカートを準備した。

マックス・フェルスタッペンにとって、父親の存在はカート時代に対戦する誰よりも厳しい現場監督だった。その期間の二人の冒険は伝説となっている。

ヘルムート・マルコもゲストとして出演した Servus TV でのトークで、マックス・フェルスタッペンは、厳格で有名な父との仕事をするのはいかに難しかったかとの質問を受けた。

マックス・フェルスタッペンは「人生でずっと父と一緒に仕事をしてきたし、彼はとても厳しくもある。最終的にそれは良いことだった。それが僕をF1にもたらしてくれた。もちろん、レッドブルとヘルムートのサポートもそうだけどね」

「でも、批判的なままでいなければならないものだし、それは中国とモナコの週末の後に必要なことだった。僕たちはそれについて話し合った。あのような状況は起こり得ないことだけど、さらに強くなるために通り抜けなければならないときもある」

以前もマックス・フェルスタッペンは、彼の師匠たちとの会話がシーズン序盤の強情さやインシデントから勝利の道に戻ることへと導いてくれたと明かしていた。そして、シーズン後半はレッドブルのホームレースであるオーストリアGPでの勝利を含め、力強さを取り戻している。

オーストリアGPでの勝利についてマックス・フェルスタッペンは「物凄かった」と振り返る。

「特にあの場所に本当に多くのオランダ人ファンがいてくれたことにはね。レッドブル・リンクでレッドブルのレーシングカーで勝てたのは最高だった。信じられないくらいだった。レースの前夜には予想もしていなかったことだ。レースは2016年の展開と少し似ていてけど、今回は勝利のためのものだった」

マックス・フェルスタッペンは、メキシコでも勝利し、ブラジルではエステバン・オコンが不必要な接触に繋がるアクションを起こしてこなければ、勝利は確実だった。

「通常の状況だったら僕たちはあそこで勝っていただろう。僕たちのクルマはコーナーで非常に優れていたし、ストレートでもあまり多くのタイムを失ってはいなかった。2つの勝利を挙げられたのは素晴らしいことだった」

レッドブル・レーシングは、2019年にホンダのF1エンジンを搭載して新たな時代を迎えることになる。レッドブル・レーシングにとっては初めてのワークスエンジンであり、ファクトリーでは多くのポテンシャルと野心とともに新車RB15の開発が進められている。

しかし、マックス・フェルスタッペンは、2019年についての見解には慎重な姿勢をみせている・

「他が何をしているかはわからないので言うのは難しい。僕たち側としては、状況はポジティブだし、全員が本当にモチベションを高めている。それは重要なことであり、素晴らしいことだ」

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