トヨタの2008年07月のF1情報を一覧表示します。

トヨタF1:パスカル・バセロン(ハンガリーGPプレビュー)

2008年7月30日
トヨタF1チーム
トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、ハンガリーGPの特徴やセッティングなどを語った。

ホッケンハイムではティモがこれまでで最も力強いレースを披露していたと思いますが、彼はポイントを獲得できそうでしたか?
「ティモには間違いなくポイント獲得の大きなチャンスが巡ってきていたし、恐らく彼は6位以内でゴールしていたと言っていいだろう。彼の予選結果は我々が望んでいたものではなかったものの、お陰で最善の戦略を選択することが可能になった。彼は第1スティントで前を走る各車に近い位置につけていて、しかも燃料を多く搭載していたため長めに走ることができた。その結果ピットストップ後に順位を上げることができたんだ。彼は好調だったし、現実的に見て6位を狙える位置にいた。あれはとてもいいパフォーマンスだったし、彼の学習能力とその進捗には非常に満足している」

トヨタ、KERSシステムについて語る

2008年7月29日
ルカ・マルモリーニ(トヨタF1チーム)
トヨタF1チームのエンジン責任者であるルカ・マルモリーニが、2009年のレギュレーションで導入が予定されるKERS(エネルギー回生システム)に対する見解を語った。

トヨタのKERS開発はどれぐらい進んでいますか?
我々はKERSシステムの開発と改良に全力で取り組んでいる。様々なオプションに関しては詳しく調べたので、次のチャレンジは、クルマに初めてKERSを搭載して走らせる前にシステムを改良することだ。KERSシミュレーションダイナモでKERS開発の95%が行えるため、現段階で、我々の開発作業はレースコースよりも、むしろ完全にファクトリーがベースになっている。2009年のレギュレーションにより、TF109はTF108とは全く異なるものになるので、現段階において、KERSをコース上でテストする際にはほとんど利点は分からないだろう。

ティモ・グロック(ハンガリーGPプレビュー)

2008年7月29日
ティモ・グロック(トヨタF1チーム)
ドイツGPでクラッシュを喫したティモ・グロックだが、ハンガリーGPへ意欲をみせた。

ティモ・グロック
「ホッケンハイムでの事故はあったが、調子は良いし、レースをしたくてうずうずしているんだ。自宅で少しリラックスする機会があったから、今週末の準備は完全に整っているよ。また、ヘレスではハンガリーGPの準備をしながら一日をクルマの中で過ごし、テストはうまく行った。私は、ブダペストを訪問するのを楽しんでいる。数年前に休暇でブダペストを訪れたけれど、とても面白い場所だったよ。また、2006年を筆頭にここでは何度かエキサイティングなレースをしたことがある。」

ヤルノ・トゥルーリ(ハンガリーGPプレビュー)

2008年7月29日
ヤルノ・トゥルーリ(トヨタF1チーム)
ヤルノ・トゥルーリが、ハンガリーGPへ向けての意気込みを語った。

ヤルノ・トゥルーリ
「ハンガロリンクはチャレンジングでドライブするのが楽しいサーキットだから、ここでレースすることを楽しんでいる。短い走行の間にたくさんのコーナーがある狭いコースのため、追い越すのは簡単ではない。それはつまり、ここでは予選が重要であることを意味している。ここのコースは定期的には使用されていないので、我々は大抵埃だらけのコースを予想している。そのためラインから外れてしまうと多くの時間を失うことになってしまい、ドライバーにとってはかなりチャレンジングになるから、どんな小さなミスも避けるため本当に集中しなければならない。」

ティモ・グロック、事故について語る

2008年7月23日
退院したティモ・グロック
ティモ・グロックは、パナソニック・トヨタ・レーシングがヘレスで4日間に渡って行う合同テストの3日目の木曜日に、チーム活動に戻る予定だ。

事故後の日曜日の夜、26歳のティモは精密検査のため、ルートウィヒスハーフェンの病院に一晩入院した。彼は、休養と更なる検査のため、月曜日の朝自宅に帰った。それらの検査により、ティモは怪我も脳震盪もないことを確認した。

そのため、ハンガリーGPに参戦する前の今週木曜日(24日)に、彼にはコックピットに戻って全く問題ないということになった。

トヨタ、ティモ・グロックのクラッシュを語る

2008年7月21日
ティモ・グロックのクラッシュを説明したトヨタF1チーム
トヨタF1チームの代表、山科忠がティモ・グロックのクラッシュ、そして容態について語った。

まず、ティモの容態はいかがですか?
「幸いティモには何も問題ない。これこそが一番重要なことだ。今回のアクシデントでは明らかにその衝撃が大きく、彼もすぐにはクルマから出てこなかったため、サーキット内のメディカルセンターに運ばれた。これはこうした状況では通常の手続き通りだ。怪我をした徴候は何もなかったものの、用心としてレントゲンを含む更なる精密検査を受けるべく、そこから病院へと移送された。現在彼は諸々の検査を全て終え、何も問題ないことが既に確認されている。脳震盪も起こしていない。」

トヨタ:ティモ・グロックが大クラッシュ(ドイツGP)

2008年7月21日
クラッシュし病院に搬送されたティモ・グロック(トヨタF1)
トヨタは、F1ドイツGPで、ヤルノ・トゥルーリが9位。ティモ・グロックはレース中に大クラッシュを引き起こし、リタイアとなった。

2列目4番手からスタートを切ったヤルノ・トゥルーリは、スタートで順位をキープしたものの、その後順位を一つ下げ、序盤は5番手で走行。第2スティントまでトップ6の中で走行したが、2度目のピットストップの後、車のバランスに苦しみ、最終的に9位でチェッカーを受けた。

一方11番手スタートのティモ・グロックは一つ順位をあげ10番手となった。ティモは、長い第1スティントにおいて順位を上げたが、36周目で、クルマがコントロールを失いウォールに激突。怪我は無かったものの、マシンは大破して無念のリタイアとなった。

トヨタ:トゥルーリが4番グリッド獲得(ドイツGP予選)

2008年7月20日
4番グリッドを獲得したヤルノ・トゥルーリ(トヨタF1チーム)
トヨタは、F1ドイツGP予選で、ヤルノ・トゥルーリが4番手、ティモ・グロックは11番手だった。

予選第1セッションではヤルノ・トゥルーリが6番手、ティモ・グロックが7番手に入り、2台揃って第2セッションへと進出。予選第2セッションでは、ヤルノ・トゥルーリが7番手で第3セッション進出を決めたが、ティモ・グロックは11番手となり、惜しくも第3セッション進出を逃した。

予選第3セッションでは、ヤルノ・トゥルーリがセッション終了間際に4番手の好タイムを出し、明日の決勝で2列目からのスタートを獲得した。

トヨタ、キムジーとのパートナー契約を発表

2008年7月19日
トヨタF1チーム、キムジーとのパートナー契約を発表
トヨタF1チームは、ファッションとボードスポーツのブランド“キムジー”との新しいパートナーシップ契約に同意し、2009年からはキムジーがチームの新しいオフィシャルサプライヤーとなることを発表した。

契約の一部として、パナソニック・トヨタ・レーシングのスタッフは、すべてのグランプリとF1活動においてキムジーがデザインした衣服を着用し、ドライバーのレーシングスーツ、チーム・ユニフォーム、およびチーム・ガレージにはキムジーのロゴが施されることになる。
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