F1 トロロッソ・ホンダ オーストリアGP
トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1オーストリアGPの予選を振り返った。

トロロッソ・ホンダにとって決勝にむけて困難な状況となった。アレクサンダー・アルボンはQ2進出を果たして13番手で予選を終えたものの、明日の決勝ではPU交換により、後方からのスタートが決定している。

ダニール・クビアトはQ1のアタックラップでジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)に進路を妨害され、避けるためにコーナーでワイドに膨らんだ結果、18番手でフィニッシュした。セッション後に審議があり、ラッセルにはペナルティーが科せられたが、クビアトの順位が変わることはなかった。

明日の決勝は、暫定でダニール・クビアトが16番グリッド、アレクサンダー・アルボンが19番グリッドからスタートすることになっている。

「持続的なバランス問題を克服するのに苦労したチャレンジングな金曜日の後、スタッフたちは土曜日に向けて改善を果たすために懸命に仕事をしてくれた」とジョディ・エギントンはコメント。

「結果としてFP3での我々はより競争力があり、予選に向けてドライバーたちはマシンバランスにより満足することができていた。だが、予選自体は思い通りには進まず、ダニーは2回目の走行のラップの終盤にトラフィックに遭遇し、潜在的なインシデントを避けるために中止しなければならなかった。トラフィックがなければ突破していた可能性は高いが、そのシチュエーションで彼はQ1敗退を喫し、明日のレースはより挑戦的なものになってしまった。アレックスはよりスムーズに予選を進めたが、PUペナルティによって戦略が異なり、レースでより多くの自由を得るためにQ2での通常のプログラムは実施しなかった」

「予選から最大限を得ることができなかったので全体的にチームとして今日の結果には満足できない。だが、レースで挽回することに完全に集中している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1