F1 トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1オーストラリアGP初日の作業を振り返った。

ホンダのF1エンジンでの2年目のシーズンとなる今年、トロロッソ・ホンダはドライバーラインナップを一新。F1復帰となるダニール・クビアトとルーキーのアレクサンダー・アルボンを起用する。

今年からレッドブルがホンダのF1エンジンを搭載することで、昨年のレッドブルのマシンとリアエンドを共有することになったSTR14はテストから競争力を発揮している。

「トラックから離れた長い冬を過ごした後、再び週末のレースに戻るのは素晴らしいことだ」とジョディ・エギントンはコメント。

「できるだけ多くの周回数を走りたいので、メルボルンはいつも忙しい週末になる。新しいクルマ、一人の新しいドライバーがることで、FP1でのできるだけ多くトラックで時間を費やしたいと思っていた。ここではトラックの進化が非常に大きいので、テスト項目から学ぶことは非常に難しいことが多いし、それを念頭に置いて、セッションでそれほど多くのテストをするつもりはなかった」

ルーキーのアレクサンダー・アルボンは、FP1でスピンを喫してマシンをクラッシュさせている。

「アレックスはクルマとトラックに慣れさせるためにセッションを費やした。タイヤの温度が上昇してグリップが失われたこと過小評価したことで、彼はセッション終盤にスピンを喫した。このようなトラックではウオールにヒットしやすい。我々はクルマを徹底的にチェックすることを決定し、彼のセッションは少しだけ短くなった」とジョディ・エギントンはコメント。

「FP2は忙しいセッションだった。2種類のタイヤでのショートラン、その後、ロングランに焦点を当てた。ダニー(クビアト)のセッションは非常にスムーズでだったが、我々はオプションタイヤを最大限に生かしきれなかったと言っても過言ではないと思う。彼にはもっとタイムを出すポテンシャルがある。アレックスに関しては、最初のアタックでターン11で少しミスがあり、ラップを中断しなければならなかったので代表的なタイムではない。

「ミッドフィールドはかなりタイトだし、コンマ数秒がタイムシートで大きな違いを生む。なので、今夜の我々の焦点は、データを分析し、マシンバランスを微調整していくことになるだろう」

「我々のロングランはかなり合理的だったと思うし、まだ初日ではあるが、ペースにはかなり満足している。明日は我々とドライバーの全員がパフォーマンスを搾り出して予選で良い結果を出すためにすべてをまとめる必要がある」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / F1オーストラリアGP