トロロッソ ホンダF1 本田技研工業 F1 2018年のF1世界選手権
トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーが、F1バルセロナ合同テスト3日目の作業を振り返った。

この日もホンダのF1パワーユニットはノートラブルに順調に周回を重ね、トロロッソ・ホンダとしてだけでなく、現在のパワーユニットレギュレーションが導入されて以降のホンダ、そして、トロロッソのチーム最長周回数となる169周を走破した。

ピエール・ガスリーはテスト3日目の3番手タイムとなる1分18秒363を記録し、トロロッソ・ホンダ STR13、そして、ホンダ RA618Hは、信頼性だけでなく、パフォーマンス面でも改善を示した。

ジェームス・キーは「ガスリーにとってもチームにとってもタフな一日だったと思うが、169周を走り切ることができてよかった」とコメント。

「この周回数は、現在のパワーユニットレギュレーションになって以降、プレシーズンテスト中のチーム最長記録になる」

「午前中はマシンのセットアップに少し手こずったが、午後にはそれも解決できた。午前中は、少ない燃料でよりソフトなタイヤを使い、ショートランのテスト、そして、午後はさまざまなレースランのテストを行った。燃料を多く積んでのロングランでは、マシンのセットアップで大きく進歩することができ、ガスリーにとっても得るものが多かったと思う」

「さらに終盤は、午前中に得たセットアップをさらに進歩させるべく、再びショートランを行った。シーズン開幕に向けてピットストップの練習を行えたことも、ピットクルーにとっては重要だ」」

「ガスリーにとってのテスト最終日は、予定していた周回やプログラムをこなすことができて非常に実りあるものだったし、テスト結果から多くを学ぶことができた。明日のハートレーの走行も同じように充実したものにしたい」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1