エイドリアン・スーティル
エイドリアン・スーティルのエリック・ルクスへの暴行事件の裁判が30日(月)にミュンヘンで開始。以前には報じられていなかった事件当日の詳細が明らかになってきた。

エイドリアン・スーティルは、昨年の中国GP後の4月17日の夜、上海のナイトクラブM1NTで、ジェニイ・キャピタルのエリック・ルクスをグラスで負傷させたとされている。

Auto Motor und Sport の報道によると、ナイトクラブで2人は口論になっていたようだ。

記事によると、エイドリアン・スーティルはエリック・ルクスに対して「僕がF1ドライバーだということを知らないのか?」と問い、それに対してエリック・ルスクは「私がF1チームのオーナーであることを知らないのか?」と返したという。

店内のビデオ映像では、今回証人としての出廷を辞退したルイス・ハミルトンが、エイドリアン・スーティルの隣のソファーに座る姿が映されていたされ、エイドリアン・スーティルは、エリック・ルクスの首の方を“突く”ような仕草でしていたという。

医師によると、エリック・ルクスの怪我には「中程度の力」での動きが必要だと証言している。

また出廷できなかったルイス・ハミルトンは、乱闘の詳細は覚えていないとの書面を法廷に提出したという。

一方、当時ヴァージンのドライバーで現ロータスのリザーブドライバーを務めるジェローム・ダンブロシオは証人として出廷し、ガラスが割れるのを聞いたと証言したという。

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カテゴリー: F1 / エイドリアン・スーティル