SUPER GT
スポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われ、関口 雄飛/国本 雄資組 WedsSport ADVAN LC500 19号車がLEXUS勢最上位の4番手グリッド。ヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が7番手、大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO'S 4CR LC500 6号車が8番手。ランキング上位の3台はウェイトハンデに苦しみ、Q1敗退。11,12,13番手に留まった。

7月22日(土)宮城県のスポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われた。午前中の公式練習は好天の下、真夏の暑さの中でのセッションとなったが、その後空は雲に覆われ、予選開始直前にはわずかに雨もぱらついたが、結局路面を濡らすまでには至らず。ドライコンディションでの予選となった。

GT300クラスの赤旗により、予定よりも6分遅れた午後2時36分にGT500のQ1が開始。15分間のセッションだが、前半はどの車両もコースインせず。セッションが半分を過ぎた7分半あたりからコースへ。

セッション終盤、タイヤが暖まった車両により目まぐるしくタイムシートが塗り替えられていく中、LEXUS勢では19号車の関口が好走を見せ2番手タイムをマーク。コバライネンの1号車も6番手。そして昨年のポールシッターであり、SUGOを得意とする6号車のカルダレッリは、重いウェイトハンデをはねのけ8番手でQ2進出。

一方で、ランキングトップ3の37号車、38号車、36号車はウェイトハンデに苦しみ、11,12,13番手でQ1敗退となった。

午後2時45分から12分間で行われたQ2も、残り約7分になるまで全車待機。セッション終盤にコースインし目まぐるしく順位が入れ替わるタイムアタックとなった。チェッカー目前、中嶋一貴の駆る36号車が、セクター1,セクター2と連続で好タイムをマークしていたが、最終セクターで僅かにコースをはみ出し、そのままコースオフ。アタックは途中で終えることとなってしまった。

Q2は15分遅れの午後3時半に開始。12分間のセッションながら、こちらも最初の5分は全車コースに出ず。6号車の大嶋を先頭に、19号車の国本、1号車の平手と続いてアタックを開始した。19号車国本が3周目に1分11秒台に入れその時点でのトップへ。NSX-GT勢にこのタイムは塗り替えられたが、LEXUS勢最上位の2列目4番手グリッドにつけた。

1号車は7番手、6号車が8番手と4列目に並ぶこととなった。

GT300 予選
初のQ2進出を果たした飯田/吉本組LEXUS RC F GT3が3番手グリッド
スポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われ、飯田章/吉本 大樹組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が3番手グリッドを獲得。LEXUS RC F GT3は中山 雄一/坪井翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車もQ2へ進出し8番手。嵯峨 宏紀/久保 凜太郎組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が6番手グリッドを確保した。

7月22日(土)宮城県のスポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われた。真夏の暑さとなった午前中の公式練習では、60号車がトップタイムをマーク。予選への期待が高まった。

その後、空を雲が覆い始め、周辺では雷も鳴る中、コースの一部では軽い雨が降り始めた。午後2時10分、GT300クラスのQ1(15分)開始時はワイパーを動かす車両も見られたが、結局それ以上雨は強くならず、路面も濡れずにドライタイヤのままセッションは進行した。

セッション開始5分でコースオフ車両により赤旗中断。残り10分でセッションが再開されると、51号車の坪井が5番手タイムをマーク。60号車の飯田も8番手につけ、60号車としては初となるQ2進出を決めた。プリウスは31号車がぎりぎり14番手でQ2進出。TOYOTA PRIUS apr GT 30号車はトラブルに見舞われタイムを伸ばせず。25番手でQ1敗退となった。

Q1での赤旗の影響により、予定よりも6分遅れの午後3時1分からQ2(12分)開始。好調な60号車の吉本が計測2周目にその時点でのトップタイムをマークした直後、残り7分でクラッシュ車両によりまたもセッションは赤旗中断。

再開後、既にタイヤのピークは過ぎたと思われた60号車だったが再アタックに入り、タイムを更新。しかし、マザーシャシー車両2台が60号車のタイムを上回り、60号車はコンマ2秒差で惜しくも3番手。しかし、GT3勢では最上位、そしてLEXUS RC F GT3で3年目の挑戦となる60号車にとって過去最高のグリッドとなった。

嵯峨がアタックした31号車が6番手。中山雄一がアタックした51号車も最後までアタックを続け、7番手につけた。

飯田章 (SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車)
今回は練習走行から悪くなかった。本当はポールポジションを取るつもりだったのだが、午前中の練習走行とはコンディションが変わってしまって届かなかった。明日の決勝は天候がどうなるか分からないので、それ次第というところはある。しかし、皆条件は一緒なので、うちも状況に合わせて上手く乗りきっていきたいと思っている。

吉本大樹 (SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車)
これまで2シーズン半苦しい思いをしてきたので、久々にこうして勝ち負けの話が出来るポジションに帰ってこられたのは嬉しいし、なによりもこつこつと頑張ってやってきてくれたメカニックに感謝している。今回は流れも良く、朝の走り始めからとてもバランスの良いクルマを用意してくれた。朝のトップタイムも、引っかかったラップでのタイムだったので、自分としてはまだ余力があったし、後は予選に向けてとにかく雨だけが心配だった。寸前にちょっと降ってきたときは焦ったが、結局ドライで走れたし、運も良かった。予選3番手でGT3勢トップというのは満足すべき結果だと思うが、赤旗が出たラップ中が一番タイヤのおいしいところで、再アタックでタイムを更新出来たとは言え、自分の想定していたタイムには全然届いていなかったし、最終コーナーでもタイヤが落ちてきて大分アクセルを戻したので、ポールとはコンマ2秒差ということで悔しさはある。明日は、ドライを保ってくれればいい勝負が出来ると思う。前に(給油時間が短い)マザーシャシーが2台いるので、これを攻略するためには前半のスティントでトップに立って、逃げてギャップを作りたい。久々にこうして勝てるかも知れないレースが出来ているので、勝ちにこだわっていきたい。

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カテゴリー: F1 / SUPER GT / トヨタ