SUPER GT | NISMO:第5戦 富士スピードウェイ 決勝レポート
8月5日(日)、富士スピードウェイでSUPER GT第5戦「富士500マイルレース」が開催。予選5位から序盤にトップに躍り出た#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー)がレースの最終スティントまで首位をキープするも、終盤にアクシデントに見舞われ後退。#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)が6位入賞となった。
ポールポジションの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)はクインタレッリがスタートドライバーを務め、序盤は予選2位からスタートした#24 GT-Rの高星が#23 GT-Rに食らいつき、激しいトップ争いを展開した。
10周を過ぎるあたりで両者の差は1秒以上に開き、第1スティントは#23 GT-Rが首位をキープ。佐々木がスタートドライバーを務めた#12 GT-Rも4位に上がり、3番手につける#36 LC500を除く上位4台中3台をGT-Rが占める展開となった。
第2スティントは、ピット作業で#24 GT-Rを逆転し、#36 LC500もかわした#12 GT-Rが2位浮上。#23 GT-Rの松田と#12 GT-Rのマーデンボローによる熾烈なトップ争いはしばらく続いたが、55周目の1コーナーで2台が並び、Aコーナーで#12 GT-Rが逆転に成功。トップに躍り出た#12 GT-Rはその後ペースを上げ、#23 GT-Rとの差を大きく広げていった。その後#12 GT-Rは第4スティントまで順調に走行を続け、2位との差も20秒以上まで広げていったが、最終スティントに入り、佐々木がチェッカーを目指して最後のプッシュに努めている中、148周目に突如スロー走行に陥りピットイン。マシンの修復を行い2周遅れでコースへ復帰すると、ペースも戻りポジション回復のために猛チャージを続け、12位でチェッカーフラッグを受けた。
第2スティントでトップの座を#12 GT-Rに明け渡した#23 GT-Rは、#36 LC500との2位争いを展開。安定したペースを保つことができずにコース上で逆転を許すも、ピット作業で再び前に出るというレース展開が続いた。その後はタイヤの消耗も大きく、他よりもタイヤ交換を1回多く行うことになり、表彰台争いから後退。それでも最終スティントのクインタレッリがレース終盤の153周目に全体のファステストラップを塗り替える猛チャージを見せて、9位フィニッシュ。ポイント獲得を果たした。
序盤に首位争いに加わっていた#24 GT-Rは、タイヤのグリップ低下もあり順位を下げるも、ポイント圏内を走行。他のマシンがトラブルやアクシデントに見舞われるなか、安定した走りでコンスタントに周回を重ねた結果、日産勢最上位となる6位入賞で6ポイントを獲得した。
予選4位の#3 GT-Rはコースオフにより順位を下げ、中団の中でペースアップが難しいレースとなった。最終的にはミッショントラブルに見舞われ、139周目にガレージイン。そのままレースを終えることとなった。
高星明誠 (#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝6位)
「レースがスタートしてすぐは23号車についていけてチャンスがあるなと思っていたのですが、思っていたよりもタイヤの消耗が激しく、攻めの走りというよりも守りの走りをせざるを得ませんでした。悔しいレースになりましたが、次戦のSUGOはヨコハマタイヤとの相性もいいサーキットなので、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ (#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝6位)
「予選2位からのスタートでしたから、表彰台は行けると思っていたし優勝争いを目指していました。その目標からすると残念な結果ですが、自分たちができることを最大限やり遂げたレースです。その点では、ポイントも獲得できてポジティブな部分もありました。次のSUGOは条件もいいですし、優勝を狙って頑張ります」
カテゴリー: F1 / SUPER GT
ポールポジションの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)はクインタレッリがスタートドライバーを務め、序盤は予選2位からスタートした#24 GT-Rの高星が#23 GT-Rに食らいつき、激しいトップ争いを展開した。
10周を過ぎるあたりで両者の差は1秒以上に開き、第1スティントは#23 GT-Rが首位をキープ。佐々木がスタートドライバーを務めた#12 GT-Rも4位に上がり、3番手につける#36 LC500を除く上位4台中3台をGT-Rが占める展開となった。
第2スティントは、ピット作業で#24 GT-Rを逆転し、#36 LC500もかわした#12 GT-Rが2位浮上。#23 GT-Rの松田と#12 GT-Rのマーデンボローによる熾烈なトップ争いはしばらく続いたが、55周目の1コーナーで2台が並び、Aコーナーで#12 GT-Rが逆転に成功。トップに躍り出た#12 GT-Rはその後ペースを上げ、#23 GT-Rとの差を大きく広げていった。その後#12 GT-Rは第4スティントまで順調に走行を続け、2位との差も20秒以上まで広げていったが、最終スティントに入り、佐々木がチェッカーを目指して最後のプッシュに努めている中、148周目に突如スロー走行に陥りピットイン。マシンの修復を行い2周遅れでコースへ復帰すると、ペースも戻りポジション回復のために猛チャージを続け、12位でチェッカーフラッグを受けた。
第2スティントでトップの座を#12 GT-Rに明け渡した#23 GT-Rは、#36 LC500との2位争いを展開。安定したペースを保つことができずにコース上で逆転を許すも、ピット作業で再び前に出るというレース展開が続いた。その後はタイヤの消耗も大きく、他よりもタイヤ交換を1回多く行うことになり、表彰台争いから後退。それでも最終スティントのクインタレッリがレース終盤の153周目に全体のファステストラップを塗り替える猛チャージを見せて、9位フィニッシュ。ポイント獲得を果たした。
序盤に首位争いに加わっていた#24 GT-Rは、タイヤのグリップ低下もあり順位を下げるも、ポイント圏内を走行。他のマシンがトラブルやアクシデントに見舞われるなか、安定した走りでコンスタントに周回を重ねた結果、日産勢最上位となる6位入賞で6ポイントを獲得した。
予選4位の#3 GT-Rはコースオフにより順位を下げ、中団の中でペースアップが難しいレースとなった。最終的にはミッショントラブルに見舞われ、139周目にガレージイン。そのままレースを終えることとなった。
高星明誠 (#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝6位)
「レースがスタートしてすぐは23号車についていけてチャンスがあるなと思っていたのですが、思っていたよりもタイヤの消耗が激しく、攻めの走りというよりも守りの走りをせざるを得ませんでした。悔しいレースになりましたが、次戦のSUGOはヨコハマタイヤとの相性もいいサーキットなので、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ (#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝6位)
「予選2位からのスタートでしたから、表彰台は行けると思っていたし優勝争いを目指していました。その目標からすると残念な結果ですが、自分たちができることを最大限やり遂げたレースです。その点では、ポイントも獲得できてポジティブな部分もありました。次のSUGOは条件もいいですし、優勝を狙って頑張ります」
カテゴリー: F1 / SUPER GT