SUPER GT ウエスタンデジタル
SUPER GTを運営するGTアソシエイションは、2018 AUTOBACS SUPER GT のシリーズスポンサーに、ハードディスクやフラッシュメモリーなど電子部品において国際的な大手企業であるウエスタンデジタルが新たに加わることを明らかにした。

これに伴いGTAが今シーズンの全レース車両に搭載する車載カメラには、ウエスタンデジタルのメモリーカードが使用される。より高画質なオンボード映像をファンに提供し、レースの運営にも活かすこととなる。

今や自動車の電子化がエンジン制御やカーナビゲーションのみならず、ITと融合してコネクテッドカーや自動運転へと発展。その中で、膨大なデータを保存する高集積な大容量メモリーの重要性がこれまで以上に高まっている。ウエスタンデジタルは、このような車載市場への参画、ならびに同社製品の革新性や信頼性、技術力の高さをアピールしたいという思いから、SUPER GTのスポンサーを行うことにしたという。

この発表に先立ち、同社は1月中旬に東京で開催された「オートモーティブ ワールド 2018」に出展した際に、サンディスクのブースにGT500クラス車両「MOTUL AUTECH GT-R」を展示。同社の自動車用メモリーカードの大容量化、高耐久性のアイコンとすると共に、今季のSUPER GTスポンサードを示していた。

SUPER GTでは、TV放送用オンボード映像とアクシデント検証のため、レース参加の全車両に車載カメラを搭載している。振動が多く、高温となるレース車両の環境は電子部品にも過酷だ。しかし、耐久性の高い同社の大容量メモリーカードの導入により、SUPER GTの迫力あるオンボード映像を高画質であますことなくファンに届け、かつ公正なレース運営に繋げることができるようになるはずだ。

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カテゴリー: F1 / SUPER GT