スーパーGT 第2戦 予選:ARTA NSX-GTが今季初ポールポジション!
2020年のスーパーGT 第2戦『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』の公式予選が8月8日(土)に富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)の野尻が、GT300クラスはNo.6 ADVICS muta MC86(阪口良平/小高一斗)の小高が、ポールポジションを獲得した。
GT500クラスの予選Q1は午後3時3分より10分間で行われた。天候は曇り。コースはドライ。残り8分を切ったあたりからNo.64 Modulo NSX-GT(大津弘樹)を先頭に各チーム続々とコースイン。残り6分で最後に残ったNo.17 KEIHIN NSX-GT(ベルトラン・バゲット)が走行を開始した。
アウトラップから2周目、さらに3周目をウォームアップに充てて4周目からアタックに入るチームが多い中、最後にコースインした17号車のバゲットは3周目で、1分28秒135を記録してトップに躍り出る。
しかし、その直後にNo.100 RAYBRIG NSX-GT(牧野任祐)が1分27秒328を叩き出して、トップを奪った。開幕戦は精彩を欠いたNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(平峰一貴)が1分27秒634で2番手と続き、その後ろにはNo.36 au TOM'S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ)が1分27秒887で3番手と、3メーカーのマシンが上位に並んだ。17号車は最後に1分27秒952までタイムを上げるが、上位3台にはわずかに及ばない。
さらにSUPER GTルーキー、2戦目のNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT(笹原右京)がQ2進出ラインのギリギリの8番手に。そうしてチェッカーフラッグ。そのチェッカーラップでNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一)が1分27秒602を叩き出して2位をさらっていった。
この結果、No.100 RAYBRIG NSX-GTがQ1のトップ。2、3位にはNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR SupraとNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rがつけた。16号車は39号車がジャンプアップしたことで、9位に弾き出されて惜しくもQ1敗退。前戦優勝のNo.37 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮)も10位で予選を終えた。午前中の公式練習でコース上にマシンを止めたNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)はエンジンの警告灯が点いたために大事をとってエンジンを停止したとのこと。実際にはトラブルは起きておらず、公式予選にも問題なく出走した。だが、宮田の健闘虚しく肝心のタイムが伸び悩んで14位に終わった。
予選Q2は午後3時41分より10分間の走行で争われた。コースオープンから1分が経過したところでまずNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR SupraのGT500ルーキー、阪口晴南がコースイン。No.36 au TOM'S GR Supra(関口雄飛)、No.14 WAKO'S 4CR GR Supra(坪井翔)がそれに続き、TOYOTA GR Supra GT500勢は早めに動いた格好だ。そして、各車2周のウォームアップを終え、残り2分を切ったところで本格的なタイムアタックが始まった。
まずはNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)が1分28秒119を記録する。それを上回る1分27秒300を叩き出したのはNo.8 ARTA NSX-GTの野尻智紀で、トップに浮上。2番手には1分27秒481のNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)、そして開幕戦は悔しい結果で終わったNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が1分27秒811で、さらに、No.12 カルソニックIMPUL GT-R(佐々木大樹)が続く。
だが、Q2終了間際にまたもNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(阪口晴南)が1分27秒729を叩き出して、一気に3位に飛び込んできた。阪口は昨年に続き開幕戦までGT300クラスを96号車で戦ってきたが、新型コロナウィルスの影響で来日が叶わなかったヘイキ・コバライネンの代役として、開幕戦の山下健太に続いて抜擢された期待の若手だ。
そしてQ2が終了。トップタイムを更新するものは現れず、No.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)の今季初ポールポジションが決まった。野尻のポールポジション獲得は通算6回目で、2018年の最終戦もてぎ以来だ。そしてNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が2位と、公式練習に続いてHonda NSX-GTがフロントローを独占するという結果となった。
3位はNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一/阪口晴南)。NISSAN GT-R NISMO GT500の最上位はNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(佐々木大樹/平峰一貴)の4位。しかし、トップから4位までの差は僅か0.495秒と、3メーカーがほぼ互角という状況だった。
カテゴリー: F1 / SUPER GT
GT500クラスの予選Q1は午後3時3分より10分間で行われた。天候は曇り。コースはドライ。残り8分を切ったあたりからNo.64 Modulo NSX-GT(大津弘樹)を先頭に各チーム続々とコースイン。残り6分で最後に残ったNo.17 KEIHIN NSX-GT(ベルトラン・バゲット)が走行を開始した。
アウトラップから2周目、さらに3周目をウォームアップに充てて4周目からアタックに入るチームが多い中、最後にコースインした17号車のバゲットは3周目で、1分28秒135を記録してトップに躍り出る。
しかし、その直後にNo.100 RAYBRIG NSX-GT(牧野任祐)が1分27秒328を叩き出して、トップを奪った。開幕戦は精彩を欠いたNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(平峰一貴)が1分27秒634で2番手と続き、その後ろにはNo.36 au TOM'S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ)が1分27秒887で3番手と、3メーカーのマシンが上位に並んだ。17号車は最後に1分27秒952までタイムを上げるが、上位3台にはわずかに及ばない。
さらにSUPER GTルーキー、2戦目のNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT(笹原右京)がQ2進出ラインのギリギリの8番手に。そうしてチェッカーフラッグ。そのチェッカーラップでNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一)が1分27秒602を叩き出して2位をさらっていった。
この結果、No.100 RAYBRIG NSX-GTがQ1のトップ。2、3位にはNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR SupraとNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rがつけた。16号車は39号車がジャンプアップしたことで、9位に弾き出されて惜しくもQ1敗退。前戦優勝のNo.37 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮)も10位で予選を終えた。午前中の公式練習でコース上にマシンを止めたNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)はエンジンの警告灯が点いたために大事をとってエンジンを停止したとのこと。実際にはトラブルは起きておらず、公式予選にも問題なく出走した。だが、宮田の健闘虚しく肝心のタイムが伸び悩んで14位に終わった。
予選Q2は午後3時41分より10分間の走行で争われた。コースオープンから1分が経過したところでまずNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR SupraのGT500ルーキー、阪口晴南がコースイン。No.36 au TOM'S GR Supra(関口雄飛)、No.14 WAKO'S 4CR GR Supra(坪井翔)がそれに続き、TOYOTA GR Supra GT500勢は早めに動いた格好だ。そして、各車2周のウォームアップを終え、残り2分を切ったところで本格的なタイムアタックが始まった。
まずはNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)が1分28秒119を記録する。それを上回る1分27秒300を叩き出したのはNo.8 ARTA NSX-GTの野尻智紀で、トップに浮上。2番手には1分27秒481のNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)、そして開幕戦は悔しい結果で終わったNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が1分27秒811で、さらに、No.12 カルソニックIMPUL GT-R(佐々木大樹)が続く。
だが、Q2終了間際にまたもNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(阪口晴南)が1分27秒729を叩き出して、一気に3位に飛び込んできた。阪口は昨年に続き開幕戦までGT300クラスを96号車で戦ってきたが、新型コロナウィルスの影響で来日が叶わなかったヘイキ・コバライネンの代役として、開幕戦の山下健太に続いて抜擢された期待の若手だ。
そしてQ2が終了。トップタイムを更新するものは現れず、No.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)の今季初ポールポジションが決まった。野尻のポールポジション獲得は通算6回目で、2018年の最終戦もてぎ以来だ。そしてNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が2位と、公式練習に続いてHonda NSX-GTがフロントローを独占するという結果となった。
3位はNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一/阪口晴南)。NISSAN GT-R NISMO GT500の最上位はNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(佐々木大樹/平峰一貴)の4位。しかし、トップから4位までの差は僅か0.495秒と、3メーカーがほぼ互角という状況だった。
Po | No | Machine | Driver | Q1 | Q2 | Tire | WH |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT / HR-420E | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | 1'27.991 | 1'27.300 | BS | 6 |
2 | 17 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT / HR-420E | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | 1'27.952 | 1'27.459 | BS | |
3 | 39 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG | 中山 雄一 阪口 晴南 | 1'27.602 | 1'27.729 | BS | 12 |
4 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20B | 佐々木 大樹 平峰 一貴 | 1'27.634 | 1'27.795 | BS | |
5 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20B | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | 1'27.971 | 1'27.799 | MI | |
6 | 36 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG | 関口 雄飛 サッシャ・フェネストラズ | 1'27.887 | 1'27.863 | BS | 30 |
7 | 100 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT / HR-420E | 山本 尚貴 牧野 任祐 | 1'27.328 | 1'27.987 | BS | 10 |
8 | 14 | WAKO'S 4CR GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG | 大嶋 和也 坪井 翔 | 1'27.959 | 1'28.049 | BS | 22 |
9 | 16 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT / HR-420E | 武藤 英紀 笹原 右京 | 1'28.089 | YH | ||
10 | 37 | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG | 平川 亮 ニック・キャシディ | 1'28.094 | BS | 42 | |
11 | 38 | ZENT GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG | 立川 祐路 石浦 宏明 | 1'28.101 | BS | 16 | |
12 | 3 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20B | 平手 晃平 千代 勝正 | 1'28.168 | MI | 8 | |
13 | 64 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT / HR-420E | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | 1'28.197 | DL | ||
14 | 19 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG | 国本 雄資 宮田 莉朋 | 1'28.236 | YH | 4 | |
15 | 24 | リアライズコーポレーション ADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20B | 高星 明誠 ヤン・マーデンボロー | 1'29.073 | YH | 2 |
カテゴリー: F1 / SUPER GT