レッドブルF1育成のヴィップス、スーパーフォーミュラ参戦を見送り?
レッドブルF1の育成ドライバーであるユーリ・ヴィップスが、今年、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権に参戦することが発表された。

レッドブルはユーリ・ヴィップス(19歳)のためにF2のトップチームのシートにお金を費やすことに消極的であり、ホンダを搭載するチーム無限とスーパーフォーミュラで2020年シーズン全体を戦う契約を結んでいる。

だが、新型コロナウイルスの状況によって日本へ入国できない可能性もあり、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権はそれをカバーするプログラムだと考えられている。

ユーリ・ヴィップス(19歳)は、2018年にMotoparkからヨーロッパF3選手権に参戦して4位、昨年はハイテックGPからF3選手権に参戦して4位でシーズンを終了。現時点で25ポイントのスーパーライセンスポイントを獲得している。

スーパーフォーミュラとフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権は与えられるスーパーライセンスポイントが同等であり、ユーリ・ヴィップスはどちらかの選手権を3位以上で終えればF1参戦に必要な40ポイントを満たすことになる。

ユーリ・ヴィップスは、KIC Motorsportと契約を締結。慣れ親しんだF3マシンでの3シーズン目となり、今週イモラで行われたプレシーズンテストでは最速タイムを記録。昨年スポット参戦したスーパーフォーミュラよりも好成績を残す可能性は高い。

両カテゴリーは2つの週末がバッティングしていることもあり、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権の1本に絞る可能性もある。

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カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ / レッドブル・レーシング