F1 スーパーアグリ
スーパーアグリは、プロキシムワイヤレス社とのパートナー契約を発表した。プロキシムワイヤレス社はコアネットワークと顧客をつなぐブロードバンドの無線ネットワークに関するソリューションサービス提供において第一人者であり、チームの無線ネットワーク装置がオーストラリアGPから提供される。

プロキシムORiNOCO AP-4000デュアル無線アクセスポイント(Proxim ORiNOCO AP-4000 Dual Radio Access Points)が、スーパーアグリのピット内やモーターホーム、ホスピタリティエリア、その他外部施設に導入される。この装置によりインドアとアウトドアのアクセスポイントが相互接続され、シームレスなWi-Fiネットワークが提供されることになる。AP-4000の装置のメッシュ機能により、安全で信頼性の高い無線ネットワークが簡単に設置でき、そのため、ケーブルを引き回す必要がなく、関連コストも削減できる。

昨シーズンは、ピットとサーバー車間の接続にProxim Tsunami QuickBridge無線システムが使用された。年間を通しての使用により、簡単にインストールできるQuickBridge製品の堅牢性や信頼性が証明されたため、今シーズンのProxim ORiNOCO AP-4000アクセスポイントの採用に至った。

ギャビン・ノーブル スーパーアグリ 無線技術者
「常にコスト削減方法を模索しているため、 サーキットでのケーブル配線に代わって、無線ネットワークを使用することは、チームにとって大きな節約になる。昨シーズンに使用していたQuickBridgeという製品がとても良かったため、今シーズンのAP-4000アクセスポイントの導入もチームにとって、非常に有益なものになるだろう。また、プロキシムの無線技術を利用してのビデオモニタリングや無線VoIPの導入についても現在検討している」

アンソニー・フルゴニ プロキシムワイヤレス社 国際戦略販売担当バイスプレジデント
「フロリダでのデイトナ500におけるWi-Fiネットワークの成功に続き、モータースポーツ最高峰であるF1において、弊社の技術がSUPER AGURI F1 TEAMのお役に立てることを大変光栄に思っている」

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