F1、Zoomと提携して“バーチャル・パドッククラブ”を提供
F1は、Zoomビデオコミュニケーションズとのデジタルパートナーシップを発表。2020年のF1ハンガリーGPでF1史上初となる“バーチャル・パドッククラブ”を提供する。

2020年4月に1日あたりの会議参加者数が3億人を超えたこと発表したZoomビデオコミュニケーションズは、F1と協力して、ユニークなライブスポーツ体験を通じた新たなビジネスチャンスを提供する。

新型コロナウイルスのパンデミックが進行するなか、2020年のF1世界選手権の序盤8戦は無観客で開催され、従来の対面式のホスピタリティは提供されない。ホスピタリティはF1エクスペリエンスの重要なコンポーネントであるため、F1はZoomビデオコミュニケーションズと提携してゲスト用のオーダーメイドのバーチャル・ホスピタリティ・エクスペリエンスを作り出した。

レース週末中、ゲストはヴェーチャル・パドッククラブに参加して、ライブアップデートやパドックのリジェンドたちからのインサイトといった様々な体験をする。

今後のレースでは、FIAのレギュレーションに沿って追加のエクスペリエンスが作り出される。Zoomビデオコミュニケーションズは8戦のヨーロッパシーズンを通して特別なエクスペリエンスを提供。さらにF1はバーチャル・パドック・クラブを世界的なパートナーやF1チームにも拡大していくことに取り組んでいく。

ベン・ピンカス (F1コマーシャルパートナーシップ・ディレクター)
「現時点では多くのスポーツが非公開であるという事実にもかかわらず、我々はZoomがゲストにライブスポーツ体験を提供する機会を提示してくれたことを理解した。Zoomの本質は、ビジネスをリモートで有効化および接続することであり、仮想的に開発されたこのパートナーシップはまさにその一例です。Zoomと協力して、このバーチャル・ホスピタリティ体験を通じて企業とそのVIPをつなぎ続けることを楽しみにしている。これが今後数か月以内にパートナー向けに展開する多くのイノベーションの最初になることを願っている。過去数か月間、プロジェクト・ピトレーンやバーチャルGPのレースを通じて、我々は進化し続ける環境に集合的に適応し、革新する能力が不可欠であることがわかった」

ジェイニン・ペロシ (Zoomビデオコミュニケーションズ CEO)
「我々Zoomは、F1でバーチャル・パドッククラブを開始できることに興奮しています。この困難な時期でも、F1のような組織はファンや企業に魅力的なエクスペリエンスを提供し、彼らのトップの見込み客のための機会を提供する必要があります。Zoomはそれを手助けするために存在しています。バーチャル・パドッククラブは、VIPスポーツ体験を自宅から再現するのに最適な方法です。長期的にはハイブリッドのバーチャル/対面モデルの機会があります。距離はもはやスポーツのホリピタリティの障壁にはなりません」

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カテゴリー: F1 / F1スポンサー