F1スペインGP、延期に備える 「F1と対応可能な選択肢を評価している」
F1は、2020年のF1世界選手権を5月末に開幕できることを期待できると発表。5月上旬にスケジューリングされているF1スペインGPの開催に大きな疑問符がつけられている。

F1は開幕戦オーストラリアGPの中止を決定。同日に第2戦バーレーンGPと第3戦ベトナムGPの延期を発表し、先に決定していた第4戦中国GPとあわせて、序盤の4戦が予定通りには開催されないことが確定した。

F1は、バーレーンGPとベトナムGP延期の声明のなかで、2020年のF1世界選手権の開幕を5月末に目指していると述べており、5月3日の第5戦オランダGPと5月10日の第6戦スペインGPの開催については何も発表されてはいないものの、現段階ですでに除外されていると解釈されている。
開催地であるバルセロナのカタロニア・サーキットは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置として少なくとも4月5日まで閉鎖されることが決まっている。F1スペインGPの代表者はすでに延期された場合の選択肢を評価していると語る。

「これらの措置は、F1 Gran Premio de Espana 2020(5月8日~10日)のステージング期間には影響しないが、F1とFIAはグランプリカレンダーの変更を発表しており、F1とすでにさまざまな対応可能なオプションを分析している」とF1スペインGPの主催者は声明で述べた。

「バルセロナ・カタロニア・サーキットは、パンデミックの進展の監視を続け、さまざまな機関や保健当局と常に連絡を取り合い、適切な措置と推奨事項を実施し、訪問者の健康と安全を確保していく」

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カテゴリー: F1 / F1スペインGP