ブルーノ・セナ
新ホンダF1からのF1デビューの夢を失ったブルーノ・セナだが、彼を選ばなかったロス・ブラウンの決断を尊重すると語る。

ブルーノ・セナは、ジェンソン・バトンのチームメイトとして経験豊富なルーベンス・バリチェロを選んだロス・ブラウンの考えを理解できると述べた。

「ロスが決断したようだね。彼はチームの安全を考えんだと思う。長年一緒に働いてきたルーベンスを起用する方がずっと簡単だったのだろう」

「ロスは昨年末の僕のテストに満足していたけど、僕がF1の準備ができていることを証明するには準備ではなかったようだ。彼の意見を尊重するし、状況を考えれば当然の成り行きだったと思う」

この決定により、ブルーノ・セナの2009年の予定は不透明になった。ブルーノ・セナは、もう1シーズンGP2シリーズに参戦してもほとんど得ることはないと考え、iSportやカンポスからのオファーを断った。しかし、できるだけ早くF1に昇格することを決意している。

「今はかなり多くのことを検討している。F1内外からいくつものオファーがある。ベストな方法を考える必要があるので大変だ」

「何をするにしても、今年そして今後もF1と関係を持ち続けることがとても重要だ。今回のことで、正しいときに正しい場所にいなければならないということを学んだ」

ブルーノ・セナは、メルセデスのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグとドイツのDTMツーリングカー・チャンピオンシップ参戦について交渉をしていることを認めた。

「ノルベルトと話をしたけど、まだ雑談から進んではいない。前回話をしたときは、ホンダからF1に参戦する可能性がかなり高かった。だからほとんど何も言えなかった。(DTMに関しては)あまり交渉していない」

「もちろん検討するけど、もっと話をしなければならない。何をするにしても真剣に取り組むつもりだ。自分のすることで成功したい」

「GP2はF1に昇格するとてもよい準備になった。でも一部シリーズはF1への道から外れてしまう。どんなチャンスでも成功できると思う。よい戦略を持って、何をするにしてもF1とつながりを持つことが重要だ。これは簡単なことではない」

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カテゴリー: F1 / ブルーノ・セナ