ブルーノ・セナ
ブルーノ・セナは、F1デビューの夢をかなえるためにトロ・ロッソ加入を目指すようだ。

先月のバルセロナでホンダのテストに参加し、シート獲得が確実視されていたブルーノ・セナだが、5日にホンダがF1撤退を発表したことにより、F1デビューの夢は遠のいた。

トロ・ロッソに関しては、アイルトン・セナの友人であり、ブルーノ・セナのキャリアを世話していたゲルハルト・ベルガーがチームの株式を手放したことで、ブルーノ・セナのトロ・ロッソのシート獲得の可能性は低くなっている。

「こんなこともあるさ。F1の世界に入るのは簡単なことではない。コツコツ頑張って、成り行きに任せるしかない」

ブルーノ・セナに残されているもう一つの可能性は、ホンダF1チームが売却先を見つけることだ。

「彼らは木曜日にそのニュースを伝えてきたんだ。彼らにとっても厳しい状況だったのは間違ない。でも、初めてF1をテストするチャンスをくれたホンダに感謝しなければならない。今はチャレンジする準備ができているよ」

「僕にとって、素晴らしいショーケースになったし、F1カーで何ができるかを示すことができた」

「完全に選択肢を失ったという状況ではないんだ。僕たちは来年にF1でレースをすることをまだ諦めていない。今は他のチャンスに向けて一生懸命努力をしているところだよ」

「道が断たれたわけではないけど、永遠に待つことはできない。経済的に苦しいのはどこも同じだし、この先どうなるかもわからない」

「状況を考えると、フレキシブルでいなければならないね」

トロ・ロッソのシート争いは、ホンダF1撤退により激化。トロ・ロッソは、来週のヘレスでセバスチャンブルデー、セバスチャン・ブエミ、佐藤琢磨をテストすることを発表しているが、ジェンソン・バトンがテストに参加するという噂もあり、ルーベンス・バリチェロも候補として残っている状態だ。

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カテゴリー: F1 / ブルーノ・セナ / トロロッソ / ホンダF1