2021年 F1サウジアラビアGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想
ピレリは、2021年 F1世界選手権 第21戦 F1サウジアラビアGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

ピレリは、ジェッダ・コーニッシュ・サーキットにC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)とレンジのなかで真ん中の硬さのコンパウンドをノミネートしている。決勝ではハードとミディアムのいずれか1セットを使うことが義務付けられる。

ピレリによると、F1サウジアラビアGPの最速のタイヤ戦略はミディア-ハードと繋ぐ1ストップ。この場合はミディアムのウインドウが19~25周目となる。2番目に速い戦略はソフト-ハードと繋ぐ2ストップで、ソフトのウインドウは16~21周目となる。

2021年 F1サウジアラビアGP 決勝:タイヤ戦略予想

トップ10ドライバーはソフトのランド・ノリス以外ががミディアムタイヤでレースをスタートする。メルセデスとレッドブル・ホンダはともにハードとミディアムの新品セットを残りしている。セカンドドライバーがソフトの新品を残している点もファステストラップポイントの点で面白くなりそうだ。

2021年 F1サウジアラビアGP 決勝:持ちタイヤ数

マリオ・イゾラ(ピレリF1およびカーレーシング責任者)
「シーズンで2番目に長いラップであるため、チームとドライバーは、フライングラップの準備に関して、適切なウインドウが比較的限られていた。Q2ではほとんど全員がミディアムを選んだ。トップ10の中で唯一ソフトでスタートするのはランド・ノリスとなる。ミディアムスタートの多数のマシンに囲まれて、彼に何ができるのかとても楽しみだ。理論上で最も速い2つの戦略はミディアムからハード、あるいはソフトからハードだが、後者はより慎重なマネジメントが必要になる。大多数のドライバーが1ストッパーを目指すと考えているが、戦略に影響を与えるかもしれない多くの未知の要素がある。1周が長いにもかかわらず、マージンは非常に小さかった。この新しいサーキットでコンマ数秒の間に10人のドライバーが並んでいる」

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カテゴリー: F1 / F1サウジアラビアGP / ピレリ