ニコ・ロズベルグ
ニコ・ロズベルグは、F1で111回目の予選でのF1ポールポジション獲得を「ファンタスティック」だと表現した。

ニコ・ロズベルグは、F1中国GPの予選Q3での一回目のアタックで1分35秒121という圧倒的なタイムを記録。ポールポジションを確信し、そのままマシンを降りた。

メルセデスにとっても、1955年のイタリアGPでファン・マヌエル・ファンジオがポールポジションを獲って以来、2010年にワークス参戦してから初のポールポジションとなった。

「本当にうまくいったし、とても特別な気分だ」とニコ・ロズベルグはコメント。

「もちろん、今はポールポジションからスタートしてレースをするのを楽しみにしているよ!」

「トラックは冷えていたし、温度も下がってきていたので、リアタイヤがよりうまく働き始めていた。最後の走行の前にセットアップを変更していたし、完璧なラップができた」

“ダブルDRS”を搭載するメルセデスは、ロングストレートのある中国の予選で強いことは予想されていた。

チームメイトのミハエル・シューマッハも、2番手のルイス・ハミルトンがギアボックス交換による5グリッド降格ペナルティのためニコ・ロズベルグとフロントローに並ぶ。

だが、ニコ・ロズベルグは、ロングランでタイヤに厳しい傾向のあるW03のレースペースを懸念していることを認めた。

「僕たちがレースで予選ほど速くないのは明らかだけど、僕たちは前進しているし、今夜全力で作業して、電子的なセットアップで何ができるかを確認するつもりだし、それを最大限に生かしたい」

「最後に良いラップを決められたのは素晴らしい気分だし、それはチームとして僕たちが前進していることを示している。レースではまだそこまで来ていないけど、近づいてはいる。数週間で大きく飛躍することはないし、時間がかかることだけど、僕たちはそこにたどり着こうとしている」

「明日がどうなるかはわからないので、様子を見てみよう」

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