ダニエル・リカルド RB F1チームの弱点は「高速域のパフォーマンス」
ダニエル・リカルドは、RB F1チームが残りラウンドで2024年F1マシンを改善できる主な弱点として高速コーナリングを指摘した。

ダニエル・リカルドの好成績はスパ・フランコルシャンでも続き、RBの攻撃をリードして11位でフィニッシュし、ジョージ・ラッセルが脱落したためポイントを獲得した。

13番手からスタートしたリカルドは、RBが各ピットストップ段階で先行車へのアンダーカットを仕掛ける選択をしたため、なんとか集団を抜け出すことができた。

しかし、フェルナンド・アロンソが1ストップに戻ったことと、エステバン・オコンがケメル・ストレートで終盤に追い抜いたことで、リカルドはトップ10圏外に落ちた。

「そうだね、何台かが1ストップを試みることはわかっていたので、大変だった」とリカルドは認めた。

「だから、レース中は自分のポジションがよくわからなかったけど、何となくうまくいくだろうとわかっていたし、心の中では『そうだ、ペースはいい』と言っていた」

「それほど遠くないところに速いマシンが何台かいるのは分かっていた。だから、最終的にポイントを獲得できただろうと本当に思っていた」

「だから、背後にオコンが迫ってきたとき、10位だとわかった。そして、ああ、9位になれるかもしれないと思った。なぜなら、彼を抑えるのは難しいだろうと思ったからだ」

「彼は週末ずっと強かったと思うし、さらにフレッシュなタイヤで出てきたばかりだった。当然、『よし、戦おう』と言いたかった。でも、難しいレースになることは分かっていた」

「彼についていこうとしたが、残念な結果になってしまった」

「でも、こう言おう。僕たちは本当にいいレースをしたと思う。他のドライバーたちも本当にいいレースをしたと思う。それだけだ」

ダニエル・リカルド RB・フォーミュラワン・チームダニエル・リカルドは残りのレースでもRB・フォーミュラワン・チームに残る予定だ。

リカルドはコース上でソフトコンパウンドを履いた唯一のドライバーだったが、レッドウォールのタイヤを履いたことでレースでの見通しが悪くなったという主張を否定した。

「僕たちだけだったことにとても驚いた」とリカルドは認めた。「僕だけだったと思う」

「明らかに1ストップを試みることはできなかったと思うけど、最初のスティントではミディアムタイヤを履いたドライバーたちについていくことができた」

「2ストップでは、結局あまり変化はなかったと思う。だから、ピットインするたびに、マシンをアンダーカットして、少しトラックポジションを獲得して、それを維持することができたと思う」

「だから、そうだね、僕たちは13番手からスタートした。順位を上げて、2、3位上がった。いいレースができたと思う。前進したんだ。」

RBは、スペインで大規模なアップグレードパッケージを導入したものの、チームが期待した成果が得られず、競争相手に比べて後退した。

しかし、RB F1チームは先週末はより競争力のある状態だったが、リカルドはチームのVCARB 01が依然として高速域で劣っていると断言している。

「僕たちの強みは、低速の分野にやや偏っており、弱点は、もう少し高速の分野にさると感じている」とリカルドは説明した。

「だからレース中のターン10でも、特に、チームがうまくいっているときは、最後まで走りきれるし、タイヤの状態も良好だ」

「だから、その時点では、最後まで全力で走りきる。それでも、ダウンフォースが少ないオコンの方が、ストレートでかなり速かったから、ダウンフォースが少ないのだろう」

「それでも彼はターン10でかなり速かった。だから、本当に高速域では、まだ少し作業が必要だと思う。でも、ある意味でタイトで曲がりくねった部分では、大丈夫そうだ」

「だから、おそらく同じ特性だ。ただ今は負荷がかかっている。そう、負荷は僕たちの味方だ。だから、休暇中に少し体重が増えるかもしれないので、それが役に立つだろう!」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / ビザ・キャッシュアップRB