F1 ダニエル・リカルド レッドブル・レーシング
レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、F1イタリアGPの金曜フリー走行で走らせたルノーの“Cスペック”エンジンはポジイティブな兆候を示していると語った。

レッドブル・レーシングは、競争力を発揮できると見込まれる次戦F1シンガポールGPを見据えて、今週末のモンツァでルノーの“Cスペック”エンジンを投入することを決断。まずはダニエル・リカルドに投入された。

ダニエル・リカルドは、今週末のF1イタリアGPではエンジンペナルティによって最後列からスタートするが、次戦F1シンガポールGPではペナルティなくレースに挑める見込みだ。

フリー走行1回目の開始直後、ダニエル・リカルドはパワー低下を訴えてスロー走行でピットに戻ったが、レッドブル・レーシングは迅速に問題を解消。その後リカルドは問題なく走行を続けている。

レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「ちょっとしたソフトウエアの問題だった」とダニエル・リカルドの序盤のトラブルについて Sky Sport に説明。

「それによってエンジンがセーフモードに入った。だが、数値的な問題であり、それを解決したことで継続することができた。エンジンがセーフモードに入った問題は単純なものであり、低速でピットに戻ってきたものの、数値をリブートしたら、再びコースに出られることができた」

「もう少し詳しく調べてみるつもりだが、いくらかポジティブな兆候を示していたと思う」

ダニエル・リカルドもエンジンには問題はなかったと語り、ルノーのCスペックに手応えを感じていると語る。
出来に満足しているという。

「問題があったのは最初のラップだけだ。修正したあとは問題なかった。データを見てみるつもりだけど、しっかりと機能していたと思う」とダニエル・リカルドはコメント。

「もう少し詳しく見てみるつもりだ。でも、ポジティブな兆候を示していると思う」

最後列スタートからのスタートが決まっていることで、今週末にどのようにアプローチしていくかと質問されたダニエル・リカルドは「同じようにアプローチしてくつもりだ」とコメント。

「でも、他のレースよりもやれることが少ないだろうから、少しリラックスできるかもしれないね」

「何度かロングランを走ったけど、後方スタートが分かっているので、明日の予選はチャンスが少ないし、レースに焦点を当てることだできる。そんな感じだ」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド