2025年F1 ポイントランキング (第9戦 スペインGP終了時点)

オスカー・ピアストリはスペインGPでポール・トゥ・ウィンを決め、今季5勝目を挙げた。ドライバーズポイントは161点から186点に上昇し、選手権首位をがっちりと固めた。ランド・ノリスも176点まで加算し、マクラーレン勢が選手権1-2体制をより強固なものにしている
マックス・フェルスタッペンは終盤にジョージ・ラッセルとの接触によるペナルティを受け、5位から10位に後退。ポイントは136点から137点へとわずかに加算されたのみで、マクラーレン勢との差がさらに広がった。
メルセデスのラッセルは111点でランキング4位を維持。フェラーリ勢のシャルル・ルクレール(94点)、ルイス・ハミルトン(71点)も着実に加点したが、コンストラクターズ争いではフェラーリがその総合力で抜け出す形となった。
フェラーリはこのスペインGPで23点を獲得し、コンストラクターズポイントを142点から165点へと伸ばして、ランキング2位に浮上。これによりメルセデス(159点)とレッドブル(144点)を逆転し、上位争いの構図が大きく塗り替えられた。マクラーレンの独走が続くなか、2位争いはますます激しさを増している。
中団勢ではニコ・ヒュルケンベルグが躍進。スペインGPで5位フィニッシュを果たして10点を加算し、ドライバーズランキングは15位(6点)から11位(16点)へと急浮上した。この活躍により、所属するザウバーも一気に10点を加え、アストンマーティンと並ぶ16点でコンストラクターズ8位タイに並んでいる。
レーシングブルズのアイザック・ハジャーもポイントを積み上げ、21点でランキング9位に浮上。ルーキーながら安定した走りでシーズンを通じて着実な存在感を見せている。
また、地元スペインGPでフェルナンド・アロンソが9位入賞を果たし、待望の今季初ポイントを獲得。ランキングは18位に上がり、アストンマーティンにとっても貴重な2点となった。
コンストラクターズランキングではマクラーレンが362点で独走を続ける一方、フェラーリ、メルセデス、レッドブルによる2位争いが激化。中団ではザウバーとアストンマーティンの並走が注目され、シーズン後半に向けた勢力図に変化の兆しが見えてきた。
次戦カナダGPは6月15日に決勝を迎える。選手権争い、コンストラクターの接戦、そして中団の力関係など、多くの注目点が交錯する1戦となるだろう。

2025年F1ドライバーズポイント
1.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) - (186)2.ランド・ノリス (マクラーレン) - (176)
3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) - (137)
4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) - (111)
5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) - (94)
6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) - (71)
7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) - (48)
8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) - (42)
9.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) - (21)
10.エステバン・オコン (ハース) - (20)
11.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) - (16)
12.ランス・ストロール (アストンマーティン) - (14)
13.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) - (12)
14.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) - (11)
15.角田裕毅 (レッドブル) - (10)
16.オリバー・ベアマン (ハース) - (6)
17.リアム・ローソン (レーシングブルズ) - (4)
18.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) - (2)
19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) - (-)
20.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) - (-)
21.フランコ・コラピント (アルピーヌ) - (-)
2025年 F1コンストラクターズポイント
1.マクラーレン - (362)2.フェラーリ - (165)
3.メルセデス - (159)
4.レッドブル - (144)
5.ウィリアムズ - (54)
6.レーシングブルズ - (28)
7.ハース - (26)
8.ザウバー - (16)
9.アストンマーティン - (16)
10.アルピーヌ - (11)
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP