FP2:レッドブルF1のフェルスタッペンが最速 フェラーリF1の2台が僅差
2023年のF1世界選手権 第7戦 モナコGPのフリー走行2回目が5月26日(金)にモンテカルロ市街地コースで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がトップタイムを記録した。

FP1では6番手だったフェルスタッペンだが、しっかりとマシンを合わせこみ、トラックのグリップが高まるなかで1分12秒462をマーク。フェルスタッペンは2021年にモナコで勝利を収めている。

一発のペースが強みのフェラーリの2台がフェルスタッペンに迫り、シャルル・ルクレールがわずか0.065秒差で2番手。チームメイトでFP1でトップに立ったカルロス・サインツは残り17分でウォールにクラッシュして赤旗中断となった。

サインツはピシーネの後半でターンインが早すぎ、イン側の壁で右前のサスペンションを壊し、ピットレーン下のアウト側の壁で2度目の衝撃を受けた。サインツのSF-23は大きなダメージを受けなかったが、走行に支障をきたした。

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはフェルスタッペンからコンマ2秒差の4番手、マクラーレンのランド・ノリスはアロンソからコンマ2秒差の5番手だった。

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング F1 モナコGP

昨年モナコで優勝したセルジオ・ペレスは7位にとどまり、レッドブルのチームメイトでタイトルを争うライバルに0.5秒以上差をつけられた。

バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)を8番手につけ、アルピーヌF1チームのピエール・ガスリーとエステバン・オコンがトップ10入りを果たした。

狭い道路でのセッションは熾烈な争いとなり、ドライバー20名中18名がフェルスタッペンから1.2秒以内でフィニッシュした。

その中でウィリアムズは外れ値で、アレクサンダー・アルボンがミッドフィールド最後尾のオスカー・ピアストリに0.5秒遅れ、ローガン・サージェントが最後尾だった。

アルボンはFP1のアクシデントを受け、ウィリアムズはFW45を修理。最後の10分間だけ走行に参加した。

F1モナコGPのフリー走行3回目は、5月27日(土)の19時30分(現地時間12時30分)から行われる。

2023年 F1モナコGP フリー走行2回目 結果・タイム

順位Noドライバーチームタイムギャップ周回
11マックス・フェルスタッペンレッドブル1分12秒462 30
216シャルル・ルクレールフェラーリ1分12秒5270.06533
355カルロス・サインツフェラーリ1分12秒5690.10722
414フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分12秒6890.22032
54ランド・ノリスマクラーレン1分12秒9060.44418
644ルイス・ハミルトンメルセデス1分12秒9600.49829
711セルジオ・ペレスレッドブル1分12秒9910.52930
877バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分13秒0500.58833
910ピエール・ガスリーアルピーヌ1分13秒0890.62728
1031エステバン・オコンアルピーヌ1分13秒1620.70030
1118ランス・ストロールアストンマーティン1分13秒1850.72331
1263ジョージ・ラッセルメルセデス1分13秒1910.72932
1324周冠宇アルファロメオ1分13秒3540.89232
1420ケビン・マグヌッセンハース1分13秒4570.99528
1527ニコ・ヒュルケンベルグハース1分13秒5201.05833
1622角田裕毅アルファタウリ1分13秒6411.17922
1721ニック・デ・フリースアルファタウリ1分13秒6631.20134
1881オスカー・ピアストリマクラーレン1分13秒6731.21130
1923アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分14秒2361.75510
202ローガン・サージェントウィリアムズ1分14秒5151.77633


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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1モナコGP