F1モナコGP フリー走行2回目:ルクレール首位でフェラーリがワンツー
2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPのフリー走行2回目が5月20日(木)にモンテカルロ市街地コースで行われ、地元モナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを記録。チームメイトのカルロス・サインツが2番手に続き、フェラーリがワンツーで初日を終えた。
予選・決勝のスタートと同じ時間帯となる現地時間15時から行われた60分間のFP2セッション。気温21.9度、路面温度50.6度まで上昇している。
FP2は、予選と決勝を見据えたマシンのセットアップとタイヤ戦略を決定するためのデータ収集がメインとなる。各チームとドライバーが、ショート&ロングランで各セクターでいかにデータを揃えられるかがポイントとなる。
ソフトを履いたカルロス・サインツ(フェラーリ)を除いた全ドライバーがミディアムタイヤでセッションをスタート。その後、約20分が経過した当たりで多くのドライバーがソフトタイヤに履き替えてタイムを出しに行く。ルイス・ハミルトンが1分12秒569をマーク。そこから各チームはロングランへ移行していく。
FP1はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)(がフロントウイングを破損させた以外に目立った事故がなかったが、セッション中盤に角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)がウォールにヒット。ピットまで自走して戻ったが、マシンにダメージを負ったようであり、残りのセッションに顔を出すことはなかった。
セッション終盤にはミック・シューマッハがカジノスクエアでウォールにヒットして右リアタイヤをパンクさせて、ゆっくりとピットに戻る途中のヌーベルシケインのスリップロードでマシンを停めた。このインシデントによってセッション残り5分で赤旗中断となり、そのまま終了となった。
フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。FP1ではギアボックストラブルによって4周しか走れなかったルクレールだが、FP2では30周を走り込んで1分11秒684をマーク。不安を払しょくする走りをみせた。2番手にも0.112秒差でカルロス・サインツが続き、フェラーリがワンツーでF1モナコGPの初日を終えた。
3番手はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。10周をソフトで走った以外はすべてミディアムという独特のプログラムを進めて、トップから0.390秒差の1分12秒074をマーク。曜日は木曜日だが、いつものフリープラクティスといった感じの進め方をみせた。チームメイトのバルテリ・ボッタスは5番手タイム。
4番手にはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。27周を走行したフェルスタッペンはトップから0.397秒、ハミルトンから0.007秒差となる1分12秒081をマーク。特に目立ったトラブルはなく、黙々とプログラムを進めたセッションとなった。セルジオ・ペレスはチームメイトから0.627秒差の8番手。
ホンダF1勢のアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、セルジオ・ペレスを0.210秒上回り7番手タイムだった。チームメイトの角田裕毅は前述の通り、ウォールへの接触への影響で早期にセッションを切り上げ。モナコの洗礼を受けた。
金曜日は休息日となり、F1モナコGP フリー走行3回目は5月22日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1モナコGP
予選・決勝のスタートと同じ時間帯となる現地時間15時から行われた60分間のFP2セッション。気温21.9度、路面温度50.6度まで上昇している。
FP2は、予選と決勝を見据えたマシンのセットアップとタイヤ戦略を決定するためのデータ収集がメインとなる。各チームとドライバーが、ショート&ロングランで各セクターでいかにデータを揃えられるかがポイントとなる。
ソフトを履いたカルロス・サインツ(フェラーリ)を除いた全ドライバーがミディアムタイヤでセッションをスタート。その後、約20分が経過した当たりで多くのドライバーがソフトタイヤに履き替えてタイムを出しに行く。ルイス・ハミルトンが1分12秒569をマーク。そこから各チームはロングランへ移行していく。
FP1はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)(がフロントウイングを破損させた以外に目立った事故がなかったが、セッション中盤に角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)がウォールにヒット。ピットまで自走して戻ったが、マシンにダメージを負ったようであり、残りのセッションに顔を出すことはなかった。
セッション終盤にはミック・シューマッハがカジノスクエアでウォールにヒットして右リアタイヤをパンクさせて、ゆっくりとピットに戻る途中のヌーベルシケインのスリップロードでマシンを停めた。このインシデントによってセッション残り5分で赤旗中断となり、そのまま終了となった。
フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。FP1ではギアボックストラブルによって4周しか走れなかったルクレールだが、FP2では30周を走り込んで1分11秒684をマーク。不安を払しょくする走りをみせた。2番手にも0.112秒差でカルロス・サインツが続き、フェラーリがワンツーでF1モナコGPの初日を終えた。
3番手はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。10周をソフトで走った以外はすべてミディアムという独特のプログラムを進めて、トップから0.390秒差の1分12秒074をマーク。曜日は木曜日だが、いつものフリープラクティスといった感じの進め方をみせた。チームメイトのバルテリ・ボッタスは5番手タイム。
4番手にはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。27周を走行したフェルスタッペンはトップから0.397秒、ハミルトンから0.007秒差となる1分12秒081をマーク。特に目立ったトラブルはなく、黙々とプログラムを進めたセッションとなった。セルジオ・ペレスはチームメイトから0.627秒差の8番手。
ホンダF1勢のアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、セルジオ・ペレスを0.210秒上回り7番手タイムだった。チームメイトの角田裕毅は前述の通り、ウォールへの接触への影響で早期にセッションを切り上げ。モナコの洗礼を受けた。
金曜日は休息日となり、F1モナコGP フリー走行3回目は5月22日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
2021年 第5戦 F1モナコGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分11秒684 | 30 | |
2 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分11秒764 | 0.112 | 32 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分12秒074 | 0.390 | 28 |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分12秒081 | 0.397 | 27 |
5 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分12秒107 | 0.423 | 32 |
6 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分12秒379 | 0.695 | 24 |
7 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分12秒498 | 0.814 | 28 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分12秒708 | 1.024 | 24 |
9 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分12秒746 | 1.062 | 28 |
10 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分12秒982 | 1.298 | 26 |
11 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分13秒065 | 1.381 | 31 |
12 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分13秒175 | 1.491 | 27 |
13 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分13秒195 | 1.511 | 26 |
14 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分13秒199 | 1.515 | 28 |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分13秒257 | 1.579 | 26 |
16 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分13秒509 | 1.825 | 32 |
17 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分13秒593 | 1.909 | 31 |
18 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分14秒407 | 2.723 | 26 |
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分14秒416 | 2.732 | 25 |
20 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分14秒829 | 3.146 | 11 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1モナコGP