F1モナコGP フリー走行1回目:ペレス&レッドブル・ホンダが首位発進
2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPのフリー走行1回目が5月20日(木)にモンテカルロ市街地コースで行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録した。
昨年、コロナ禍の影響で1954年以来66年ぶりに開催がなかったF1モナコGPだが、今年はグランドスタンドの収容人数の40%にあたる1日当たり最大7500人の観客を動員して開催される。
多くのF1ドライバーが居を構えるモナコ公国の全長3.34kmに及ぶ公道サーキットで行われるレースは、コース周囲に立ちはだかるウォールと非常に滑らかな路面が各チームに独特な課題を呈する。マシンの間際に迫るガードレールと、タイトなコーナーという厳しい環境で、直近7年のセーフティカー出動率は100%。一切のミスは許されない。
伝統のF1モナコGPは、他のグランプリとは異なり、通常金曜日に行われるフリー走行が木曜日に開催される。初日の天候は晴れ、気温19.9度、路面温度38.6度、湿度56.1%のドライコンディションで60分間のプラクティスセッションはスタート。ウィリアムズのジョージ・ラッセルを先頭にコースイン。
今大会ではマクラーレンが、パートナーのガルフオイルのブルーとオレンジの“ガルフカラー”にマシンを装飾。また、750戦目を迎えたウィリアムズはヘイローに100名のファンの名前を掲載するとともに、エンジンカバーに“750”のロゴを掲載。数名のドライバーが“モナコ仕様”の特別なヘルメットを用意しているのも特徴的な週末だ。
F1モナコGPでは、ハード(C3)、ミディアム(C4)、ソフト(C5)とピレリのコンパウンドレンジで最も柔らかいタイヤが選択されている。多くのドライバーがハードでセッションを開始。フェラーリはミディアムからスタート、メルセデスなどは2回目の走行からはミディアムを選択した。
折り返しに近づこうとした段階でアルピーヌF1のフェルナンド・アロンソが、最終コーナーのウオールに左フロントを接触させ、フロントウイングを破損。短いバーチャルセーフティカーが導入される。
30分が経過した段階でタイムシートのトップに立ったのはメルセデスF1のルイス・ハミルトン(1分12秒995)。バルテリ・ボッタス(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がハードタイヤで続く。
セッション後半は各チームのタイヤ選択が異なり、メルセデスはハードを選択。レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンがミディアム、セルジオ・ペレスがソフトなど、タイムシートは競争力の指標にならない状況となった。
フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレス。ソフトタイヤで1分12秒487をマークし、今シーズン初めてタイムシートのトップに立った。
2番手は0.119秒差でフェラーリF1のカルロス・サインツ、3番手には0.161秒差でレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンがそれぞれミディアムタイヤで続いた。
アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーがソフトタイヤでトップから0.442秒差となる4番手タイムを記録。モナコ初走行となる角田裕毅は同じソフトでチームメイトから0.817秒差の9番手だった。
メルセデスF1は、ハードとソフトタイヤを交互に使用しながら独自の準備を進め、ルイス・ハミルトンが5番手、バルテリ・ボッタスが6番手というタイムだった。フェルスタッペンとハミルトンとのタイム差は0.347秒だった。
地元モナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)はマシントラブルで4周の走行のみでFP1を終えた。
F1モナコGP フリー走行2回目はこの後22時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1モナコGP
昨年、コロナ禍の影響で1954年以来66年ぶりに開催がなかったF1モナコGPだが、今年はグランドスタンドの収容人数の40%にあたる1日当たり最大7500人の観客を動員して開催される。
多くのF1ドライバーが居を構えるモナコ公国の全長3.34kmに及ぶ公道サーキットで行われるレースは、コース周囲に立ちはだかるウォールと非常に滑らかな路面が各チームに独特な課題を呈する。マシンの間際に迫るガードレールと、タイトなコーナーという厳しい環境で、直近7年のセーフティカー出動率は100%。一切のミスは許されない。
伝統のF1モナコGPは、他のグランプリとは異なり、通常金曜日に行われるフリー走行が木曜日に開催される。初日の天候は晴れ、気温19.9度、路面温度38.6度、湿度56.1%のドライコンディションで60分間のプラクティスセッションはスタート。ウィリアムズのジョージ・ラッセルを先頭にコースイン。
今大会ではマクラーレンが、パートナーのガルフオイルのブルーとオレンジの“ガルフカラー”にマシンを装飾。また、750戦目を迎えたウィリアムズはヘイローに100名のファンの名前を掲載するとともに、エンジンカバーに“750”のロゴを掲載。数名のドライバーが“モナコ仕様”の特別なヘルメットを用意しているのも特徴的な週末だ。
F1モナコGPでは、ハード(C3)、ミディアム(C4)、ソフト(C5)とピレリのコンパウンドレンジで最も柔らかいタイヤが選択されている。多くのドライバーがハードでセッションを開始。フェラーリはミディアムからスタート、メルセデスなどは2回目の走行からはミディアムを選択した。
折り返しに近づこうとした段階でアルピーヌF1のフェルナンド・アロンソが、最終コーナーのウオールに左フロントを接触させ、フロントウイングを破損。短いバーチャルセーフティカーが導入される。
30分が経過した段階でタイムシートのトップに立ったのはメルセデスF1のルイス・ハミルトン(1分12秒995)。バルテリ・ボッタス(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がハードタイヤで続く。
セッション後半は各チームのタイヤ選択が異なり、メルセデスはハードを選択。レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンがミディアム、セルジオ・ペレスがソフトなど、タイムシートは競争力の指標にならない状況となった。
フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレス。ソフトタイヤで1分12秒487をマークし、今シーズン初めてタイムシートのトップに立った。
2番手は0.119秒差でフェラーリF1のカルロス・サインツ、3番手には0.161秒差でレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンがそれぞれミディアムタイヤで続いた。
アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーがソフトタイヤでトップから0.442秒差となる4番手タイムを記録。モナコ初走行となる角田裕毅は同じソフトでチームメイトから0.817秒差の9番手だった。
メルセデスF1は、ハードとソフトタイヤを交互に使用しながら独自の準備を進め、ルイス・ハミルトンが5番手、バルテリ・ボッタスが6番手というタイムだった。フェルスタッペンとハミルトンとのタイム差は0.347秒だった。
地元モナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)はマシントラブルで4周の走行のみでFP1を終えた。
F1モナコGP フリー走行2回目はこの後22時(現地時間15時)から行われる。
2021年 第5戦 F1モナコGP フリー走行1回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分12秒487 | 36 | |
2 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分12秒606 | 0.119 | 32 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分12秒648 | 0.161 | 39 |
4 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分12秒929 | 0.442 | 37 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分12秒995 | 0.508 | 34 |
6 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分13秒131 | 0.644 | 36 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分13秒236 | 0.749 | 31 |
8 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分13秒732 | 1.245 | 33 |
9 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分13秒746 | 1.259 | 39 |
10 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分14秒081 | 1.594 | 31 |
11 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分14秒090 | 1.603 | 33 |
12 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分14秒106 | 1.619 | 27 |
13 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分14秒205 | 1.718 | 37 |
14 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分14秒268 | 1.781 | 41 |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分14秒281 | 1.794 | 36 |
16 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分14秒320 | 1.833 | 37 |
17 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分14秒616 | 2.129 | 33 |
18 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分14秒801 | 2.314 | 25 |
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分14秒840 | 2.363 | 35 |
20 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分19秒618 | 7.131 | 4 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1モナコGP