F1エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目:メルセデスF1がワンツー
2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目が行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録した。
午後の気温は13.3度、路面温度は25.8度と上昇。昨年よりもセッション時間が30分短縮されたこともあり、メルセデスF1を含めたトップチームも開始早々から走行を開始してタイムを出しに行く。
そんな中、開始10分でレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンに駆動系のトラブルが発生。ドライブシャフトの問題が疑われており、ギアをニュートルに入れて、コース脇にマシンを停めた。予選・決勝と同じ時間帯でロングランが出来ないのは痛いロスだ。
FP1で電気系トラブルが発生したアルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、ES(エネルギーストア)とCE(コントロールエレクトロニクス)を交換している。
30分が経過した段階でトップに立ったのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス(1分15秒551)。2番手に0.010秒差でチームメイトのルイス・ハミルトンが続いた。3番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ)がフェラーリ勢を上回って続いている。
その後、各チームはロングランに移行。メルセデスF1は開幕戦で見られたようなリアの不安定さは見られておらず、3週間のインターバルでしっかりと対策を施したことが伺える。対セルジオ・ペレス(レッドブル)で言えば、ミディアムタイヤで別格の速さをみせた。また、ロングランではフェラーリ勢がアルファタウリ勢を上回るペースを見せている。ルクレールはペレスよりもいいペースで周回を重ねている。
その後も各チームが淡々とロングランを実施していたが、残り3分でシャルル・ルクレール(フェラーリ)が最終コーナーでクラッシュ。バリアに直進して右フロントを損傷させた。セッションは赤旗中断となり、そのまま終了となった。
フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス。だが、1分15秒551というタイムはミディアムタイヤのものであり、フェルスタッペンがいないセッションで手の内を隠していたようだ。2番手には0.010差でチームメイトのルイス・ハミルトンが続き、前戦は苦しんだメルセデスF1が両方のセッションをワンツーで終えた。
3番手はアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー。タイヤの違いはあるものの、トップから0.078秒の僅差につけた。また、4番手のカルロス・サインツ、5番手のシャルル・ルクレールのフェラーリ勢を上回った点もポジティブだ。だが、全セクターのベストタイムを繋いだ場合はフェラーリ勢の方が上回っており、混戦が予想される。
チームメイトの角田裕毅は7番手。ガスリーとの差は0.790秒。FP1ではあまり走行できなかった角田裕毅だが、26周を走り込んだ。後半はソフトタイヤでのロングランに集中した。
レッドブル・ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンのトラブルによってセルジオ・ペレス1人でプログラムを実施することになった。まだチームとの2戦目ではあるが、トップとの差は0.860秒。おそらくフェルスタッペンの差も同程度だと考えられ、まだまだマシンへの慣れが必要だ。
ミッドフィールドはさらに混戦。各チームが入り乱れるなか、ニコラス・ラティフィが12番手に食い込むなど、ウィリアムズF1が好パフォーマンスをみせている。
F1エミリア・ロマーニャGP フリー走行3回目は、4月17日(土)の18時(現地時間11時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP
午後の気温は13.3度、路面温度は25.8度と上昇。昨年よりもセッション時間が30分短縮されたこともあり、メルセデスF1を含めたトップチームも開始早々から走行を開始してタイムを出しに行く。
そんな中、開始10分でレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンに駆動系のトラブルが発生。ドライブシャフトの問題が疑われており、ギアをニュートルに入れて、コース脇にマシンを停めた。予選・決勝と同じ時間帯でロングランが出来ないのは痛いロスだ。
FP1で電気系トラブルが発生したアルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、ES(エネルギーストア)とCE(コントロールエレクトロニクス)を交換している。
30分が経過した段階でトップに立ったのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス(1分15秒551)。2番手に0.010秒差でチームメイトのルイス・ハミルトンが続いた。3番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ)がフェラーリ勢を上回って続いている。
その後、各チームはロングランに移行。メルセデスF1は開幕戦で見られたようなリアの不安定さは見られておらず、3週間のインターバルでしっかりと対策を施したことが伺える。対セルジオ・ペレス(レッドブル)で言えば、ミディアムタイヤで別格の速さをみせた。また、ロングランではフェラーリ勢がアルファタウリ勢を上回るペースを見せている。ルクレールはペレスよりもいいペースで周回を重ねている。
その後も各チームが淡々とロングランを実施していたが、残り3分でシャルル・ルクレール(フェラーリ)が最終コーナーでクラッシュ。バリアに直進して右フロントを損傷させた。セッションは赤旗中断となり、そのまま終了となった。
フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス。だが、1分15秒551というタイムはミディアムタイヤのものであり、フェルスタッペンがいないセッションで手の内を隠していたようだ。2番手には0.010差でチームメイトのルイス・ハミルトンが続き、前戦は苦しんだメルセデスF1が両方のセッションをワンツーで終えた。
3番手はアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー。タイヤの違いはあるものの、トップから0.078秒の僅差につけた。また、4番手のカルロス・サインツ、5番手のシャルル・ルクレールのフェラーリ勢を上回った点もポジティブだ。だが、全セクターのベストタイムを繋いだ場合はフェラーリ勢の方が上回っており、混戦が予想される。
チームメイトの角田裕毅は7番手。ガスリーとの差は0.790秒。FP1ではあまり走行できなかった角田裕毅だが、26周を走り込んだ。後半はソフトタイヤでのロングランに集中した。
レッドブル・ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンのトラブルによってセルジオ・ペレス1人でプログラムを実施することになった。まだチームとの2戦目ではあるが、トップとの差は0.860秒。おそらくフェルスタッペンの差も同程度だと考えられ、まだまだマシンへの慣れが必要だ。
ミッドフィールドはさらに混戦。各チームが入り乱れるなか、ニコラス・ラティフィが12番手に食い込むなど、ウィリアムズF1が好パフォーマンスをみせている。
F1エミリア・ロマーニャGP フリー走行3回目は、4月17日(土)の18時(現地時間11時)から行われる。
2021年 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分15秒551 | 25 | |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分15秒561 | 0.010 | 26 |
3 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分15秒629 | 0.078 | 30 |
4 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分15秒834 | 0.283 | 30 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分16秒371 | 0.820 | 28 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分16秒411 | 0.860 | 25 |
7 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分16秒419 | 0.868 | 26 |
8 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分16秒485 | 0.934 | 23 |
9 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分16秒513 | 0.962 | 25 |
10 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分16秒737 | 1.186 | 25 |
11 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分16秒817 | 1.266 | 27 |
12 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分16秒823 | 1.272 | 29 |
13 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分16秒835 | 1.284 | 27 |
14 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分16秒999 | 1.448 | 5 |
15 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分17秒092 | 1.541 | 27 |
16 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分17秒179 | 1.628 | 31 |
17 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分17秒273 | 1.722 | 27 |
18 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分17秒281 | 1.730 | 24 |
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分17秒350 | 1.799 | 28 |
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分17秒857 | 2.306 | 16 |
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